淫らな体験告白

「おお！久しぶりじゃん！元気してた？彼女はいんの？」
偶然入った居酒屋に同級生がいて、こんな挨拶になった。
俺は首を振り「いや、今はいないよ」
同級生は、飲み干したジョッキを置き
「良かったら」と隣に手招きした。
俺も同級生の隣に座ると、同級生の向いに座っている髪の毛がモジャモジャの30代位の青年を紹介された「こいつ、今の俺の部下で木下」
すると木下と呼ばれた青年は
俺に向かい、髭面を緩めて
「どーもっす、よろしくっす」
(うわぁーチャラそー)
俺も「あ、よろしく」
そこから仕事のはなしになって、
同級生は今、AVを撮ってると言った。
主に目の前のモジャモジャがハメるらしい。
この後も1本撮るらしい。
「良かったら、くる？」と
同級生が俺をニヤついた顔で眺めてくる。
「いいの？俺なんかが行っても？」
「ああ、かまわねーよ、元々、俺と木下と女の子だけだし、こいよ」

居酒屋を後にして、少し行った駅で女の子と合流し、その足でホテルに向かった。
歩きながら、モジャモジャが女の子に
「歩きながら、インタビュー撮るから、適当に嘘でいいから軽く答えてね」
女の子も歩きながら「はぁーい！」
モジャモジャがハンディーで女の子を撮りながら俺たちの前を2人で歩く。
後ろから見ているとかなり、シュールな映。
ホテル前に来ると、1度カメラを止めて、同級生に
「どうっすか？こんな感じっすけど」
同級生も可もなく不可もなくなのか
「どうせ、誰も本気でみるシーンじゃねーし、いいんじゃね？行くべ」
とホテルに入っていく。
部屋を選ばずに、スマホで電話する。
「あ、もしもし、着いたんで、部屋、お願いしますね」
1番奥の部屋に行き、4人で入る。
モジャモジャがまた、カメラを回し初め、女の子に今度は、彼氏がどうのとか、初体験がどうのとか、お決まりっぽいやり取りが始まり、女の子の足を触り、キスをして、って後は普通の素人モノの流れ。
フェラして、出して、シャワー行って風呂場で入れて、途中で止めて、ベッドに移ってハメて、ラストまで。
モジャモジャが、カメラを止めて
「こんなもんっすかね、〇〇ちゃん、おっつー」
(ちゃら・・・)
すると同級生が「〇〇ちゃん、この後、なんかある？」
「えー、特にないですよー」
同級生が「ギャラはずむからさー、もう1本やってかねー？」
「えー、幾ら貰えます？」
「5なら出すよ？」
「5かぁ、外出しならいいですよー」
「んじゃ、ホテル変えるか」
1度、ホテルを出て、タクシーを拾い
「〇〇まで」
到着すると、ホテルと言うよりは、普通のビル。
女の子は「ホテルじゃないじゃん、スタジオ？」
「おん、スタジオにした。わりぃーね」
「次も木下さんですか？」
同級生は、隣の俺の肩をポンと
「この人だよ」
俺は「ひえ？？」変な声出た。
すると同級生は「ご無沙汰なんだろ？〇〇ちゃん、可愛いし、いいじゃん、せっかくだからやってけよ笑」とヒソヒソと耳打ちしてきた。
女の子はちょっとキョトンとしている。
モジャモジャの木下君は、同級生に耳打ちされ、奥にカメラを持って消えた。
同級生が、テーブルの上のカメラをセットして「じゃ、俺も奥で編集してくるから、適当にハメちゃって」
すると女の子は
「あ、監督？これ、なにせっていなんですかぁー？」
もう、部屋を出た同級生が遠い声で
「あー適当ね！さっきの木下のと繋げっから前設いらねーよー」
女の子は「はぁーい」といいながら、服を脱ぎ始める。
と、同級生が、ひょっこり現れ
「そだ、シャワーから初めてくんねー？シャワー、そこね」と指さす。
で、2人でシャワー室に行き、キス、おっぱいへ愛撫、キスしながら手マン、クンニ、フェラ、キス、女の子を拭いて、ベッドへ。
ベッドで女の子のチクビを舐めながらの手マン、クンニ、フェラ、生ハメ。
お腹に出して、女の子のお腹を拭いて、同級生に声を掛ける。
「終わったよー」
「今行くー」
同級生が、女の子に「〇〇ちゃん、お疲れ」と茶封筒を渡し、同時になにか紙と朱肉を渡した。
女の子は、渡された紙にサイン？をして、カバンから判子をだして捺印した。
「お疲れ様でしたー」と女の子はそそくさと支度して帰って行った。
同級生がコーヒー片手に来て
「どうだった？良かったか？」
俺は、「ありがとう、良かったけど、なんか、やっぱり気が散るね」と答えると
「ま、しょーねーよな笑 でも、タダマンだから喜べよ笑」
「確かにー笑」
「また、連絡くれよ、なんなら又、ヤラセてやるよ笑 その代わり、ギャラ無しだけどな笑」
そのすぐ後に、某素人系のウェブエロ動画の代表取締役の数名が逮捕されたニュースを見て、出るのを辞めた。
少し、心配になって、同級生にLINEすると「心配ありがとう。安心してくれ、ウチはノーモザじゃねーよ笑 でも、また規制掛かるとマズイから、もう呼べねーかもしんねー。あ、お前とのシーンは、元々
撮ってねーから、安心してくれ」
今更ながら、どうせならもっと楽しめば良かったと思ったが、稀有な体験だった。
普段なら、あんなに可愛い子と生でエッチなんて夢のまた夢だ。
いい思い出として取っておきたい。