2000年前後くらいまではそこそこの規模の会社ならどこの
会社でも慰安旅行のような団体旅行がありました。卒業し
てすぐに入社した会社は田舎の中堅企業で工場の従業員の
三分の一以上が女性でしたがほとんどが地方の暇になった
奥様連中という感じのパートさんだったのでがっくりでし
た。しかし、管理部門の総務とか経理、検査室には若い女
子社員がいたのですが、高卒で現場に配属された僕には遠
い存在で普段挨拶したこともなかったでした。
それが、慰安旅行のバスでたまたま席が近くになったこと
もあっていろいろ話をしてみたらみんな、いい先輩お姉さ
んって感じでかわいがらました。バスの中でパートのおば
ちゃんは酒乱が多いから宴会の時は気を付けてねとかアド
バイスをしてくれたのが、庶務にはいって3年経ったという
幸恵さんと裕子さんでした。
アドバイスされていたにも関わらず宴会でおばさん三人組
につかまり、勧められるままにお酒を飲んでしまい、グロ
ッキー状態になってしまったのでした。そこから救い出し
てくれたのが裕子さんと幸恵さんでした。
「この子、まだ未成年なんだからお酒なんか飲ましちゃダ
メでしょ!」と本気でおばさんを叱り飛ばしてトイレにつ
れってってくれて、ゲロ吐かせてくれた、そこまでは記憶
があったのですが、寝落ちてしまったのか気づいたら僕は
布団に寝かされていて、両側に幸恵さんと裕子さんが寝て
いた状況にビックリ。部屋を間違えたと思ってこっそり抜
けだそうとしたとき、手をつかまれてもう少し休んでなさ
いと言ってくれたのが裕子さんでした。常夜灯の薄明りの
中裕子さんが妖艶な感じがしました。三人はひとつの布団
に入っていたのでしたが、裕子さんははみ出していたらし
く足が冷えてしまったわといって僕の足に足を絡ませてき
たのだからたまりません。や、ヤバいすよ。