淫らな体験告白

少し長い前置きの話しになります。

金曜の夜に会社から帰りシャワーを浴びてテレビを見ていました。
8時を過ぎててドアをかなり激しくノックするので宅配便かなと思いチェーンをつけたままドアを少し開けました。見たことのない男が立ってました。
「○○美穂か、母親が来てるだろう。借金残してトンズラしやがって、やっとここみつけたんだ。」大きな声で話してきます。

確か田舎の九州にいた母親は少し前に静岡の方に引っ越したとは連絡ありました。かなり前に離婚していて、いい仕事が中々見つからないとは言ってました。

「そこに隠れてるんだろう、早く出てこいよ。」大きな声にアパートの隣の人も出てきて怪訝な視線を向けてきます。しょうがなくドアを開けて男を入口に入れてしまいました。

私にはどういう事情なのかよくわかりません。ただいきなりの訪問者に戸惑うばかりでした。
男は部屋の中を覗こうしてます。
「母はここにはいませんよ、いったに何があったんですか？借金とはどういう事ですか？」
男が説明し始めました。

不動産業をしていて、副業で金融もしているらしく知り合いに頼まれて初めは30万ほど母親に貸して、きちんと返してもらい、つぎに引っ越しをするというので50万ほど貸して、最低限の利子の入金があったので又20万ほど用立てた。ところがしばらくしたら入金もなく、連絡も取れなくなってしまった。人伝に私の東京の住所を探しあてて来た。九州には弟がいるが、弟の所にはいってないという事でした。
利子も入れて合計で100万近くになる、知り合いの紹介だから貸したのに裏切られ気持ちだ、母親の居場所を教えて欲しいと。