レイプや痴漢に襲われる自分を想像したことのある女性、願望を持った女性は多い。
それはなんらおかしいことではなく、またSMと関係がまるっきり無いとも言い切れない。
見る人によれば、SMも無理やりされていると見え、その光景はレイプのそれと近い。
数年前に知り合った女もそれに当てはまる女だった。
きっかけは幼い頃に見たドラマで女性が襲われて、監禁されているシーン。
それがよほど衝撃的だったのか、それ以来、自分が犯されて調教されていく自分ばかり想像して自慰を繰り返していた。
彼氏はいたが、そんな願望のことは言えず、彼氏の理想の女と内面に抱えているマゾな女とのギャップに苦しみ、ずっと悶々としていたらしい。
口には出さないが、M女性もまた力づくでされるのを好む傾向がある。
逆らうことができない力に屈服したかったり、命令に従い、自分の身体を好きにして欲しいとさえ思う。
被害者という自分の状況に興奮し、相手を加害者として捉え、自分は悪くないと言い訳する。
そんな女の希望は
『プライベートなことは一切聞かない。』
あとは好きにして欲しい、そして、2回目以降は脅して従わせるような調教、あくまでも自分は被害者という関係。
自己犠牲的な悦び、また、そういった状況でないと曝け出せないのだろう。
私は女性の意志に反して無理やりというスタイルは好まない。
力の使い方を自分の欲望のまま、衝動的に使うのではなく、力で征服しているように、屈服させているように思わせる。
ある程度の恐怖心は、SMもそうだが、なくてはならない感情。
ただ、いくらレイプ願望があるとはいえ、信頼できる面が相手に無いと女も受け入れることは出来ない。
怖さと安心感の両立。
女が希望した待ち合わせ場所は平日深夜の公園のトイレ。
トイレでオナニーしている自分を覗き、襲って欲しいというもの。
かなり変態的な願望であるのと同時に極度のマゾであることを感じる。
それに対してこちらが出した希望は女の仕事帰りであること。
都内にある某公園で待ち合わせ。
トイレは公園の端にあり、夜ともなれば人の気配は全く感じさせない…穴場のようなトイレ。
指定された時間よりも少し前に着き、女がトイレに入るのを確認する。
他に人がいないか、周囲の様子、安全を確認しつつ、トイレの中へ。
こちらが合図で咳払いをすると、静かだったトイレに微かに吐息や喘ぎ声が聞こえてきた。
一番奥の個室。
女が興奮しているのは、オナニーの様子で伝わる。
ここは男子トイレ、そして、閉め忘れたドアの鍵。
これから起こることを想像して、期待しながら、またいやらしい自分を見て欲しくてオナニーをしているのだろう。
--バタンッ!!
乱暴にドアを開ける音。
そして女の驚いた表情。
待ち合わせの約束をしているとはいえ、トイレのドアをいきなり開けられたら驚くだろう。
ましてや、自分がオナニーしている姿を正面から見られるのだから…。
洋式トイレで足を開きながらオナニー。
そのまま、トイレに入り、鍵を閉め、驚いている女の口を手でふさぐ。
女は抵抗した。
脚をバタつかせ、必死にオレを両手ではねのけようとした。
「大人しくしろ…」
そう言うと、女は涙目で黙って頷く。
これも女が望んだこと。
用意しておいたテープを口に貼り、両手は後ろ、両足も膝のところでテープで固定。
この光景を第三者が見たら間違いなくレイプ犯だろう。
こちらも興奮するが、女も自分の状態、姿に興奮したのか、被害者らしくなく自然と足を広げた。
「いやらしい女だな、男子トイレでオナニーしているなんて」
「覗かれること、襲われる事を期待していたんだろう?」
女は首を振るが、剥き出しの秘部に触れると、明らかに少し前よりも濡れていた。
身体の防御反応として濡れているだけではない、尋常でない愛液の量。
開いた足の内腿を叩く。
「もう、こっちは欲しがっているみたいだな」
そう言い、自分のモノを秘部にあてがうと、女は口をふさがれながらも
『んーっ!んーっ!』
と、叫び声とも、懇願ともとれるような声を上げた。
そして、愉しむために口を塞いでいたテープを外してあげると、
「私、犯されてますっ、いっぱいいっぱい犯されてますっ」
「もっと、もっとくださいっ!」
…この女、相当マゾだな。
その後、乱暴なまでのイラマチオ。
喉奥まで突っ込まれる肉棒で呼吸を制御され、涙を流し、涎を垂らし、嗚咽…。
尿意を我慢していたのだろうか、イラマチオの最中にオシッコを漏らし始め、個室内は女の出すオシッコでびしょびしょになり、愛液や涎と混じっていやらしい匂いが充満する。
乱暴にされるだけでなく、オシッコなど自分の恥ずかしい姿をさらけ出し、女は何度も果てた。
これがこの女の望んだこと。
そして、二人の関係性であり、自己犠牲的な心の高揚。
様々な怖さを感じる相手に、自分の最も弱い部分をさらけだす。
最後に女が言ったのは
「顔を隠してこの姿を撮ってください…そして、それを使って私を脅してください」
「…ありがとうございます」
この言葉を聞いて、
この女を所有したい、女をもっと奴隷にしたいと、強く感じた。
その後、女が結婚しても、しばらくはこの関係は続いた。