いきなりですが、私は過去にメンヘラ生活を送ったことがあります。ネットとかみてても、メンヘラとヤった。とかいう記事はたまに見かけますが、メンヘラ側から「健常者とヤった」っていう体験談はないと思うので、ここに書いてみようと思います。
私は世間では、エリートコースって呼ばれるような、そんな人生を歩んでいました。中学の段階から親の勧めで私立中学へ入学し、それから高校は指折りの優秀校であるN校へ進学、そして大学も有名大学であるK大学に進学しました。
私は将来は、厚生労働省の職員になりたい。とういう夢があり、ただ夢を叶えるために、遊ぶ時間を惜しんで、とにかく勉強勉強ばかりしていました。
そんな中、大学2年の夏のある日、大学の講義にいつもどおり参加していた私は、突然目の前のホワイトボードが ぐわん!ぐわん!!と前後に揺れたかと思うと、それから心臓が、ドクドクドク!と早い鼓動で脈打ってきたのでした。それに伴い、冷や汗、顔面蒼白、震え、なにか心臓発作でも起こしたんじゃないか。っていうくらい、恐怖 とにかく恐怖に襲われたのです。
今まで、授業中にトイレや用事などで席を立ったことは一度もない私でしたが、その時ばかりはさすがに命の危険を感じ、すぐさま保健室にいって横になったのです。
横になればカラダの異変は少しづつ収まっていきましたが、、残るのは漠然な不安。そして、また起きたらどうしよう。。っていう漠然な恐怖。その日は授業はきりあげて、そのまま家に帰りました。
そしてその突然の発作から、私は今まで見えていた世界観が、まったく別のものになってしまったのです。
今までは、夢や希望 そんな目標を掲げ、毎日生きていたのに、これからは目標どころか、正体不明の病気にかかってしまってるかもしれない。っていうなにかに脅迫されているような、そんな状態になりました。
ネットなどを使って似たような症状がないかどうかを調べていたら、幅ひろいのですが、○○神経症 とか ○○障害 とか、そういった病名の症状に、似ていたのです。
それからは私はごまかすように授業に出ましたが、授業の内容なんかよりも、またいつ、あの発作が襲って来るかという事ばかりを考えて、まったく授業は頭にはいりませんでした。
こんな状態が続いていくと、もちろん成績にも影響してきます。もう、ひとりでは抱えきれない。とおもって意を決し、心療内科へいったのですが、やはり診断された病名は、○○神経症からくる、○○障害。でした。
そしてカウンセリングをした結果、、、「プレッシャーと、勉強のしすぎ」でした。
これからは、もっとリラックスして生きてください。 勉強も大事だけど、やっぱりカラダが資本だから。 別に1年浪人してもいいじゃないか。 すべてを棒に振ってしまったら元も子もない。 というのが、病院の先生と、親たちのいう言葉でした。
それから私は授業の回数も減らし、家でゆっくりする事にしました。 といっても、病院で出される3種類の薬を飲むと、すぐに眠くなってきて、ボーっと心地よくなり、無気力というか、まるで何もやる気がおきなくなるのです。病院では、それがリラックスしているっていう証拠なんだよ。なんて言ってきますが、なにか自分が自堕落な人間になっていくような、そんな気がしていたのです。
そんな投薬生活をずっと続けていると、今度は薬がなければいきていけない。っていうくらい、薬に依存してしまうのは時間の問題でした。
昼と夜に薬を飲み、1日の大半はベッドの上でゴロゴロしているだけ。今まで好きだった趣味も、興味がわかなくなり、、、ただ、本能のまま。 食欲、睡眠欲・・・そして。性欲。。。だけは盛んだったのです。
今まで、Hなサイトとか、興味本位にすこしは見ても、無我夢中でのめり込んで見ることもなかったのですが、きがついたら私は、毎日毎日、夜になればHなインターネットを閲覧し、ひとりHする事が日課になっていました。
また私と同じような、メンヘラ連中があつまる掲示板サイトで、私が飲んでいる薬とビールを流し込んだら、ハイになる。という情報を得て、私は毎晩、ビールと薬のちゃんぽんをしていたのです。
こんな事をすれば、どんな健常者でも、すぐに狂ってしまうのは目に見えてます。
私が壊れて行けばいくほど、刺激は世間並みの刺激ではあきたらず、とうとう読者参加型のHな掲示板サイトのレギュラーとかになってました。
掲示板サイトに、参加者からの、「おっぱいみせてw」 とか 「パンチラお願いw」 とかかかれた掲示板場の要求に、私はそれに答えて自分の画像を貼り付け、相手の喜ぶ反応を見ることが、その時もっとも自分が病気であることを忘れ、目標を失った状態であるjことを忘れさせてくれたのです。
それから私は、この掲示板サイトの読者からの要望で、バイブとか、ローターなどを購入し、それを使っているところを動画でUPしたりしていました。当時、私は処女だったのに、私の処女膜を破ったのは、なんと惨めな事に、自分で買ったバイブとなりました。
またネットでしりあった人とスカイプIDなどを交換し、おたがい音声を聞きながら、自慰行為にふけって声を聞かせたりもしてました。
そして性的快感をカラダが覚え、(ホンモノが欲しい・・・!)って思うようになってきたのです。
始めの発作から、こうなるまで3、4ヶ月でなりました。 とくに、3ヶ月目くらいから、薬と酒をちゃんぽんするようになって、自我の壊れ方が顕著になりました。
そして、私は薬を飲んで、頭が朦朧としているなか、繁華街などに繰り出しました。とくに用事もないのにです。目的はナンパ待ち。
適当に繁華街の人があつまるところの階段なんかにパンツみせながら長時間座ってスマホなんて触っていると、1時間~2時間に1回、多いときは2、3回の頻度で、男の人から声かけられました。「待ち合わせ?」と。
そこで自分の好みに合わない人なら、「待ち合わせです。」と断り、それでもしつこかったら、あたかも友達からメールがはいり、待ち合わせ場所についた。っていうフリをして、その場から離れ、別の場所でまた人を待ちました。
私にとっては、かっこいいとか、そういう人を待っていたのではなく、ただ一日限りでカラダの関係をもって、それでスッキリ終われるような感じの人を探してました。
そして、自分がイメージしていた人物像にもっとも近いであろう、S君が、私に「さっきからなにしてるの?ww」 と声をかけてきたのでした。