今住んでいる町に越してきて20日目の一昨日、アパートから徒歩数分のお風呂屋さんに行きました。
スーパー銭湯ではなく、住宅街にある昔ながらの銭湯です。
一昨日は仕事がすごく忙しくて疲れたので、広い浴槽にゆったり浸かって疲労を取ろうと、夕食を済ませて夜の8時半頃に出かけました。
先月まで住んでいた町でも、私は心身のリフレッシュのために週末には自転車で2キロぐらい離れたお風呂屋さんに通っていました。
そのお店は、入り口が男女共通のフロント形式で洗い場も広く、三つの浴槽のほかにサウナと水風呂が完備していました。
昨日行ったお店は、入り口が男女別々で番台のある昔風のつくりですが、脱衣場も洗い場も掃除がよく行き届いています。
浴槽のお湯は少し熱いのですが、ガマンして入っていると疲労が取れて、入浴後はとても爽快な気分を味わえます。
これまで週末に二度利用していたのですが、番台はお婆さんでした。
ところが、昨日は行った時間が少し遅かったせいか、番台にはお爺さんが座っているではありませんか。
私がお風呂屋さんに通うようになったのは、生まれ故郷の大学を卒業し、就職して首都圏で一人暮らしを始めてからのことです。
しかも、先月まで二年間利用していたのはフロント形式のお店でした。
ただでさえ番台形式のお店にはまだ慣れていないというのに、その番台にお年寄りとはいえ男の人が座っているんです。
「エー、この人の前で裸になるの!」と思うと、恥ずかしいというよりショックを受けました。
(続く)