大学時代の女友達に、下ネタトークのノリが良い子がいた。ある日の宅飲み時に他の面子が次々と寝てゆき、俺とE奈だけが残った。下ネタトークの流れで、
「今度、俺ともヤッてみる?」と持ちかけてみたら、断られた。
「バッカじゃないの?でも…手でなら、シてあげてもいいよ(笑)」
ええっ?
冗談で言ってみただけなのに、微妙に本気なのかノリなのか判断に悩む返事が返ってきて、逆に焦った。そこで慌ててドギマギしたりあたふたしたりしては格好悪いと見栄を張り、僕も勢いで切り返した。
「いいの?じゃあ頼むわぁ、溜まってたんだよねぇ」と言い、間髪入れずにジャージとパンツを膝まで下ろして半勃起ちんこをモロ出しにしてみた。
露出のヶにも目覚めつつある時期だったので、「バッカ、なに本気にしてるの~。」と一蹴されるにしても女友達にちんこを見せれたらいい思い出になると思っての所業だったのだけど、さらに予想外の返事が返ってきた。
「あは、もう勃っってるし(笑)。」と軽く笑ってから、ためらうこともなくちんこを握ってきた。
「ええ?あれ?まじでいいの?」と狼狽する俺に、
「だって、自分で言ったんじゃん。じゃ、やめる?」
と、笑って返されて
「え、い、いや、、、お願いします」
と、何故か敬語っぽく答える羽目になった。
「変なやつ…」
と呟き、シコシコ・シコシコ…、手コキ開始。
「・・・・」両者とも無言(笑)。普段バカ話に花を咲かせる女友達が、無言でシコシコと手コキを続ける。
周囲には酔っぱらって寝ている男友達と、別な女友達がひとりずついるという状況で。
誰かが目覚めたらと思うと気が気でなかったけれど、当のE奈はお構い無しに手コキ続ける。
「・・あ、出そう・・」と呟くと、すかさずティッシュを3枚抜き取ってちん先にあてがう。慣れてるな、コイツ…とか思いながら、気持ちよ~くそこに発射させてもらった。
「スッキリした?」
「…う、うん…ありがとう」
とか、訳のわからない会話になった。
E奈とはその後もすぐに寝るわけでもなく朝方まで飲み明かしたのだが、、こっちはいきなりの手コキ射精の動揺が収まるまで暫くかかり気まずい感じで飲みを再開したのに対してE奈の方は、何事もなかったように宅飲みの延長へと戻っていた。
女って、なんかスゲー、と思った。
9時頃になって皆で目覚めて2限の講義に出発する際も、誰かに何か言われるかとビクビクしていた俺に比べて、彼女はごくごく普通にいつも通りの態度だった。