僕が十歳の頃の体験だ。つまり小学四年生の頃の事。あの頃はとても寒い十二月の時期。ある日、母ちゃんと二人で買い物へ付き添う事となり。ただついて行く目的ではなく。荷物持ちの手伝いのために。母ちゃんは防寒のために薄茶色のオーバーコートを着ていて、何か暖かそうに思えた。でも、オーバーコートに覆われて見えないスカートの下からはみ出しているかの様に見える脚が寒く感じているというか。また、冷たく感じているというか。こっちの目から見れば、母ちゃんは白いソックスと茶色のローヒールをはいていて。僕が興味本位に母ちゃんの脚を眺めているうちに、とても美しく見えてならなかった。でも、肌色の部分がとても浅黒い肌色の色彩に見えたのだ。すると、ナイロンのストッキング独特の色だと分かると、何気なしに思った。「母ちゃんは濃い肌色のナイロンストッキングをはき、重ね合わせる様に白いソックスをはいているんだ。」僕は母ちゃんがはいている濃い肌色のナイロンストッキングに深く興味を抱き始めると。何の躊躇いなく、後ろからしゃがみながら両手でナイロンのストッキングの表面から撫でる様に母ちゃんの脚を触ってみると。温かくて、ザラザラした感触を感じた。温もりとザラザラしたナイロンの感触を覚えながら、母ちゃんの脚を脛から触り続けていると。母ちゃんは自分の脚に違和感を感じたのか。母ちゃんの口から出た言葉とは。「この子ったら、何しているの。」暫くしてから、その口が再び開き。「さっきからあたしの脚なんか触ったりして。ほんまに嫌らしい、エッチ。」母ちゃんにそんな事を言われて、凄く恥ずかしい気持ちになり。