都内 駅近くのコンビニで 若そうな女性が泥酔していた。一人でしゃがんで外壁にもたれていた。服装からOLらしく 会社絡みの飲み会後だろう。なんと足を最大限に広げ 短いタイトスカートから黒のストッキングと白い下着が丸見えになっていた。歩行者の男がみんな振り返って見ていた。
私はもう一度見たくなり 悩んだ末に三ブロック先の交差点を曲がり引き返した。すると一人の若い男が女性の目の前で座り下着を見ていた。そして耳元で何か声を掛けていた。女性は反応が無く下を向いていた。知り合いかと思いきや 違うようだ。男は立ち上がり少し離れて 誰かに電話を掛けた。
十分もしないうちに一台の黒ワンボックスがコンビニ横で停車した。男が近寄り運転手と話をしていた。そして後ろのスライドドアから二人の男が降りてきた。女性に近寄り 時々下着を見ながら話し掛けていた。反応が無く二人の男が女性の両肩を抱えるように立ち上がらせた。歩くことができず 引きずられるように車の方へと向かった。通行人は結構いたが みんな女性を気にしながらも足早に通り過ぎていた。
一人の男がスライドドアを開けて中に入った。そして女性を真ん中にして両サイドに男が座りドアが閉められた。電話を掛けていた男は助手席に座った。すぐに発進すると思いきや運転手が降りてきて、路地裏で立ちションを始めた。車内はモニターの光で薄っすらと照らされていた。
後部席の男二人が 両サイドからスカートを覗き込むように何かをしていた。助手席の男も後部席に身を乗り出して何かをしようとしていた。しかしドアで見えなかった。立ちションをしていた運転手は車内のことなど気にもせず 外でタバコを吸っていた。吸い終えると車に戻りそのまま発進してしまった。
あの時 私は怖くて何もできなかった。あの後 女性はどうなったのだろう。