幼稚園の頃の話
出会ったいきさつは記憶が曖昧で覚えてないが近所に住んでいた年上のお姉ちゃんと友達になった。
たしか最近引っ越してきたみたいな話を聞いた気がする。
はっきりとした年齢は知らなかったが、おそらく自分よりも2~3歳くらいの年上に見えた。
幼稚園から帰る頃にいつもお姉ちゃんが呼びに来て毎日のようにお姉ちゃんの住んでるアパートに招かれた。
お姉ちゃんも自分と同じ一人っ子で兄弟はいなくかった。
お姉ちゃんの両親は共働きで昼間は不在だった事もあってか、お姉ちゃんは本当の弟のように可愛がってくれた。
自分も本当のお姉ちゃんが出来たみたいで嬉しくて、お姉ちゃんと遊ぶのが楽しみで仕方なかった。
お姉ちゃんのアパートに行って何をして遊ぶかといえば、
積み木で遊んだりあやとりしたり人形さん遊びをしたりと、
至って平凡な子供らしい遊びをする。
それから幼少の頃には誰でも一度は経験あるだろう定番?のままごと遊びが始まる。
ママ役のお姉ちゃんが仕事から帰ったパパ役の俺に、『パパお帰りなさ~い』とチュウをする。
パパ役の俺もそれに答えて『ただいま~』と言ってチュウをする。
それからママ役のお姉ちゃんがままごとセットで夕飯の用意を始める。
まな板や包丁、鍋、フライパン、野菜、お肉、等々のおもちゃを使ってご飯を作ってくれる。
夕飯ができるまでパパはテレビを見たりママの手伝いをして時間をつぶす。
夕飯が出来上がり『パパごはんですよ~』とママの声。
そして小さなテーブルに並んだおもちゃの夕飯を二人で食べる。
たしかお姉ちゃんが本物の冷蔵庫からビール代わりの瓶ジュースを出してくるとコップに注いでくれて、
夕飯を食べながら二人で飲むのが楽しみだった記憶がある。
夕飯が済むと次はお風呂。
ママに言われて服もパンツも全部脱ぐと、ママがタオルで背中を洗ってくれる。
お風呂が終わると寝る時間。
ママが押し入れから布団を引っ張り出してきて敷く。
そしてママに言われて服とパンツを脱いで布団に入る。
ママも服とパンツを脱ぐと同じ布団に入ってきてパパに抱きつきながらチュウをしてくる。
それからママがチンチンを触ってくると手でしごかれたりペロペロ舐められたり口でしゃぶられたりする。
パパもその間ママに言われておっぱいを触ったりお股を手で触ったりする。
しばらくそんな事をされたあとママがパパの上に馬乗りになって、ママのお股をチンチンにすりすりと擦りつけるように腰を動かす。
ママは『パパ気持ちいい?』って聞いてきてパパも『うん気持ちいい』と答える。
それがしばらく続いたあと『パパおやすみなさい』とママに言われて、
ママがパパにギュッと抱きつきながらチュウされて寝る…
パパママごっこが終わると二人で布団を片付けてテレビを見たりしながら過ごす。
その頃になるとお姉ちゃんのお母さんが仕事から帰ってくる。
たまにお母さんが早く帰ってきた日はホットケーキを焼いてくれたりお菓子を出してくれたりする日もあった。
日も暮れてきてお姉ちゃんのお母さんに言われて帰らないといけない時間になる。
お姉ちゃんは淋しそうな顔して『明日も遊ぼうね』と言いながら、アパートの一階までついてきてくれて、
名残惜しそうに何度もチュウされながら見送られる。
俺もお姉ちゃんと別れるのが淋しくて見送るお姉ちゃんの姿を何度も振り返りながら帰った覚えがある。
細かい記憶はないけどだいたいそんな感じだった。
幼少の頃の事なのでお姉ちゃんの前で裸になる事もお姉ちゃんの裸を見る事も何も思わなかった。
裸で抱き合っての布団の中での行為については性に対する興味も知識も無い幼少の自分にはその行為の意味がわかるはずもなく、
もしかするといけない事をしているのかな?という戸惑いはあったように記憶している。
それでもお姉ちゃんにパパとママはこうするものでそれが気持ちいい事なのだと教えられて、
拒むと怒られたからお姉ちゃんに嫌われたくない一心で何でも言う事を聞いていた。
唯一お姉ちゃんに口でチンチンをしゃぶられてる時は勃起していたかどうかまではまったく記憶にないものの、
お姉ちゃんの口でされてる最中になんとも言葉にできない心地よさを感じてた記憶がある。
時にはその心地よさでおしっこが出そうな変な気持ちになってお姉ちゃんに口でするのを待ってもらった事も。
当時の自分にはその行為の本当の意味も体で感じた事も何もわかってはいなかったわけだけれど、
幼い体でも男として正直な反応をしていたのだなぁと今更ながら思った。
その後もお姉ちゃんとの幸せな日々が続いたある日、いつものようにお姉ちゃんと布団の中でパパママごっこをしてる時に、
普段より早く帰ってきたお姉ちゃんのお母さんに布団の中で裸で抱き合ってるところを見られてひどく怒られた記憶がある。
その後どうなったか記憶はないが、それからもお姉ちゃんのアパートに通い、パパママごっこも続けていた事だけは覚えている。
それからしばらくしてお姉ちゃんのお父さんが仕事の都合で引っ越す事になったとお姉ちゃんから聞かされた。
お姉ちゃんはとても悲しそうだった。
もちろん俺もそれを聞いて泣きそうなくらい悲しくなった。
お姉ちゃんと過ごせる最後の日は特別何か変わった事があったわけでもなかったが、
布団の中でお姉ちゃんといつものようにパパママごっこしてるときに、今日で最後なんだと思うと、
お姉ちゃんと離れるのがつらくてずっと抱きついて甘えてた。
お姉ちゃんも抱きつく俺にいっぱいチュウしながら何度も頭を撫でてくれたように記憶してる。
お姉ちゃんが引っ越していったあと、淋しさのあまりいるはずもないお姉ちゃんのアパートに何度も行った事もある。
ポッカリ心に穴が空いたような気持ちでいっぱいだった。
あんなに大好きだったお姉ちゃんの名前も今ではもう記憶にない。
そしてお姉ちゃんの顔すらもおぼろげな記憶でしか残っていない。
どこに引っ越したのかもわからないし、今はどこでどうしているのかもわからない。
でも大好きだったお姉ちゃんと過ごした思い出だけはずっと忘れない。
万が一これを見ていたら…
本当の弟のように可愛がってくれてありがとう。
俺もお姉ちゃんが本当のお姉ちゃんのように大好きでした。
もしお互いが生きている間にどこかでまた会える事があるとしたら…
改めて『幸せな時間をありがとう』と言いたいです。