「ねぇ、私のこと好きなんでしょ?」
酔っているとは言え、いきなりこんな事言われたらドキッとする。
会社の先輩、三蔵さん。私より4歳年上。配属されてからしばらく教育係を
してくれていて、ある程度仕事を覚えたら先輩として接しているのだが
妙に気が合うというか、学生時代は同じスポーツに打ち込んでいて、それが分った時から
何かと話題が合ってかなり親しい仲になっていたのは事実です。
「三蔵さん」「佐々木」と呼び合っている仲で、まるで部活の先輩後輩のような感じ。
一緒にご飯食べたり、帰りに飲みに行ったり。でも恋人って仲では無かった。
けど、1年ほど前の週末に飲みに誘われて、いつものように居酒屋へ行き他愛も無い話題で盛り上がって
いた時だった。
いきなり前記のように三蔵さんから「ねぇ、私のこと好きなんでしょ?」と酔った勢いもあるけど
突然なのでただ驚いた。
あまりの突然のことにしどろもどろしていたら「ハッキリ言ってよ」と言うので
腹をくくって「もちろん、大好きです」と言ってしまった。
三蔵さんは「それでよし!」といつものように男前な感じでした。
その晩はそのまま勢いで近くのホテルにINしてお泊まりになりました。
エッチの時に「三蔵さんじゃ他人行儀ですね」と言うと「名前で呼ぶに決まってるでしょ」と
これまた指導されてしまい「里乃」「律」と呼び合うようになりました。
実はまだその時、あまり女性経験が無くて緊張していたのですが三蔵さんのリードで
まぁそれなりのエッチが出来たと思いますw
会社にはまだナイショですが、このまま付き合っていけたら一緒になりたいなと思っています。
年上の彼女はいいです。まぁ年齢云々よりも相性が良いのだと思いますけど。