今テレビで見ない日はないくらい出演している某女性タレントとの話です。
その人とはデビュー前から面識があり電話やメールは勿論のこと2人きりで遊ぶ機会も多々ありました。
昨年の初夏頃に彼女の仕事終わりを待って夕食を一緒にしていると『今からドライブとか駄目かなぁ?』と言われたので後の予定があったけど前々から好意を持っていた事もあり『いいよ』と一言。
リクエストで『出来れば都心から離れたい』だったので某テーマパーク辺りまで行く事になった。
楽しい会話が続き約2時間が経っていた。
通り道のコンビニで…タレントだから…と僕は戸惑いながらも彼女は周りを気にする事もなく買い物していた。
もう少しで某海浜近くになる頃には車の灯りや室内ではナビの灯りが目立つくらい暗くなっていた。
と…その時に彼女の横顔がナビの灯りで見えた。
運転中だったのでハッキリとは見えなかったが泣いていたように見えた。
気まずくなるのが嫌だったので会話を続け彼女が相づち…某海浜に付いた時には顔がクシャクシャになるほど泣いていた。
『〇〇ちゃんどうしたの?』としか言えなかった僕に泣いてた訳を話してくれた。
『テレビに出てる時が本当の自分なのか今が本当の自分なのか分からない』と。
何もしてあげれないので『どっちも〇〇ちゃんだよ?テレビに出てる人みんな多少の仮面を付けてるから』何分くらい話した後だろう…『やっぱり〇〇君は優しいね』と言われ自然に『〇〇ちゃんが好きだからだよ』と唐突に告げた。
『私はタレントだから〇〇君が嫌な思いするよ?』と言われたまま沈黙がありナビの灯りしかない室内…いつの間にか見つめ合い互いに求めキスをし舌を絡め合っていた。
服の上からでしか感じれなかった鼓動が胸の温もりが直接の肌から手に伝わり車中に籠もった香水の香りが湿った女の蜜の香りと混ざっている。
か細い呻き声だけで言葉など必要なく互いに互いを求め合い一枚また一枚と生まれたままの姿になっていく。
狭い車中で絡み合う2人の熱気でガラスが曇り繋がった部分から湿った蜜の音が出ている。
普通なら“車揺れてる”“誰かに見られてるかも”と気になるが互いの性が止まらない。
体位を変えながら…一度二度三度…繋がったまま彼女の奥に熱い液体が出る。
気が付けば辺りが薄暗くなるまで繋がっていた。
それから数ヶ月…今も2人は互いに互いを求め合う男と女。
正式に交際を申し込み結婚を前提にしている。