最近、コロナも落ち着き、花粉も落ち着き、とても良い気候が続いておりますね。
ふと、私(37歳 会社員)は、(久しぶりに山登りでもすっかなー)と、某有名登山アプリを久しぶりに開き、過去に登った山の軌跡を振り返っていたのでした。
すると(あw ああああ~~~・・・・w こんなことあったなぁ・・・♪)と思い出したのが、これからお話しさせて頂く内容となります。
2年前の話です。季節はアプリを見るところ、3月末日となっておりました。その日、私は兵庫では有名な「須磨アルプス」を登っておりました。コース詳細としては、(知らない人の方が多いと思いますが)
須磨浦公園駅→鉢伏山→旗振山→鉄拐山→高倉山→栂尾山→横尾山→東山→そして妙法寺に抜けていくルートのことであり、六甲全山縦走路の駆け出しの地点となっております。
前半の一人で黙々と登ってるシーンは割愛し、高倉山を制覇した後に住宅街を歩き、そこから栂尾山に上がる道中に、有名な「階段300段」と言う前半部の泣かせどころが存在しているのです。
その階段をテクテクと登り始めたところ中腹くらいに差し掛かった段階で小さなベンチがあるポイントがあるのですが、そこで出会ったのがこれからお話しいたします、「ゆっぴさん」(年齢20代後半~)と言う方でした。
ゆっぴさんの特徴は一人で山登りしているだけあってスポーツ女子的な感じの爽やかな雰囲気が出ており、笑った時の歯の矯正器具が特徴的な方でした。(簡単に言えば、スタイルも良く可愛らしい雰囲気を持つ方でした。)
その時私も休憩しようと思っていたので、「こんにちは~」と、ハイカーの礼儀である山での挨拶をし、「結構キツイですね~この階段www」と気軽に話しかけてみたのです。(道中でこの程度の会話をするのは山ではなんらおかしいことではありません)
ゆっぴさんも「キツイですね~。一気には無理だなぁ~」なんて言いながら二人でベンチに座り、ここまでに登ってきた山の方向を見ながら水分補給をしていたのです。
そして私の「どこまで登るんですか?」との問いに、ゆっぴさんは馬の背→東山を抜けた後、板宿方面に帰っていくとのことだったのです。
私も馬の背→東山までは同じ。ただ妙法寺側に抜けていくのかどうかの違いであり、しばらくは同じ道を歩いていく。と言うことだけはこの時点で決定していたのでした。
そして不思議と自然に、(年齢も近いせいか?)あと同じ登山アプリを使っていたという理由で意気投合ではありませんが、兎にも角にも一緒に活動をする展開になって行ったのでした。(このゆっぴ。と言う名前も登山アプリのニックネームからの引用です)
小休止を挟んだ後、さらに私達二人はお互いの山経験のことなどを話しながら上へ上へと登っていき、栂尾山に到着したのですが・・・。
このあたりで私の「健全なハイカー」である登山精神が、一気に「淫らなもの」に変化する瞬間があったのです。
300階段を登っているときは私がリードする。と言う感じで(そもそも階段を横に並んで登ることは広さ的にできない)先頭を上がっていたのですが、小休止を挟んで話をする度に、ゆっぴさんが履いていたピッチピチのスパッツの・・・フロント部分が完全に食い込んで、ガッツリとマン筋を作っていたのです(汗)
※(ゆっぴさんの服装 登山靴 黒のピチピチスパッツ 白Tシャツ 腰には水色の長袖トレーナーの袖部分を使って腰に巻いてる状態 グレーの帽子)
さらに、追撃するような展開になったのが、小休止を挟む際、私がついゆっぴさんのマンスジに目線がいってしまう挙動をゆっぴさんに見抜かれてしまい、、ゆっぴさんが照れくさそうに私と正面向いて話す時は、腰に巻いた重ね着の衣服の袖でマンスジ部分を覆い隠すような動作をするようになったことでした。
何が言いたいかというと、ゆっぴさん本人自身が、自分がフロント部分にマンスジを作ってしまっていると言う事実を認識していること。そして一緒に登っている私にも同時にその事実に気づかれており、私がその部分に視線を送ってくると言う事にも気がついているのです。
ただ・・反応が可愛かったと言うのかな・・・。
ついつい視線を送る私に、(・・w)と言う感じで気がつき、少し顔を赤くしたような表情でスッと、たらーん。と垂れている袖部分で視界を塞いでくるのです。
それ以降は、ゆっぴさんも何度も何度も、活動中にスパッツを引っ張って自然にできてしまうマン筋を解こうとスパッツを左右に引っ張ったりするのですが、それでも歩いているうちに勝手にマン筋が出来上がる。と言うその繰り返しとなっておりました。
かといって。。マン筋見られるの嫌でしょ?だから紳士である私は先に行きますね。なんていう事になるはずもなく・・。
歩いてはマン筋解除。また歩いてはマン筋解除を繰り返していくうちに、ゆっぴさんも疲れてきたのですかね。馬の背についた頃には(馬の背のあまりの絶景ぶりに感動し)マン筋なんてどうでも良くなってきている様子になって行ったのでした。
それから馬の背を進む段階から、完全にマン筋を作った状態のままのゆっぴさんと東山まで上り詰め、(そもそも馬の背は危険もありマン筋どうこう言ってる暇はない場所)
またある小さなベンチでお昼休憩。すると予想はしてなかったなのですが、ゆっぴさんの方から、なんだか開き直ったのか「なんか、このスパッツ失敗だったかも~w」と困ったような顔で言ってくるのでした。
私「失敗?何が?」
ゆっぴ「気がついてるでしょーww すっごい食い込んでくるんですけど・・・w」
私「あぁ~www まぁ構造的に仕方ないよねw女性は特にwww」
ゆっぴ「道中の人たち見ててスパッツの上にも短パン履いてる方多い理由がやっとわかったというか」
私「でもええやんw おっさんがスパッツ履いてモッコリさせて歩いてるより、全然可愛いやんw」
そんな会話をし、、そして一気に距離が縮まった感じになって行ったのです(かなりいい感じでした)
それから岩場も暫く続いたのですが、その時は手を取り合って山を登り、周囲から見ればカップルか夫婦に見えたのではないでしょうか。結構真面目に「山での出会い感」と言うものに満たされた後半部となって行ったのです。(この掲示板に投稿したのも、恋愛要素が含まれていたからです)
そして、楽しい時間はすぐに過ぎていくというか、最後の東山へと到達。あと暫く歩けば、板宿方面、妙法寺方面へ進む分岐路が差し掛かっていました。
そして(このまま、じゃお疲れ様でした)とか言ったらもう終わり・・・・。と、妙な焦燥感に駆られてしまった私は、、、
私「一期一会というか、旅は道連れなんとやらというか・・・。まだそこまで遅い時間じゃないし、少し道外れたところで休憩しません?色々話したいしw」
と誘ってみたのです。するとゆっぴさんは「いいですよw」(オkの意味)と答えてくれたのです。
私はこの時すでに、なんだかんだ・・・いけるんちゃうん・・。という確信を持ちつつありました・・・。
そして本来の登山路。正確には六甲全山縦走路から外れた獣道へと入っていき・・(登山ルートからは完全な死角)
林の中、少し平たい場所に到着後、私はニコッと笑って見せて、ゆっぴさんを抱き寄せキスをしようとしたのでした。
(もし、これで騒がれて、きゃー痴漢!!ってなったなら、なったでもういい!!!!)という、先ほどは確信と言いましたが、やぶれかぶれの精神も持ち合わせていました。
すると、安心の展開ではありますが、ゆっぴさんもこの展開になるんじゃないか。って考えていたのだと思います。「あ、、も、もうっ・・w」と言いながらも唇を私に委ね、私が舌を入れて行ったらそれに応じてレロレロと舌を絡ませてくれるゆっぴさんだったのです。
(よし・・・・・。)
確信が現実化した瞬間でした。