あと数年で定年を迎えるしょーもないサラリーマンです。
最近は定年退職の後にどうしようかと考えることが多くなりました。
サラリーマンなんて定年を機に人生がガラリと変わってしまう、何だかやりきれない思いを日々募らせていました。
そんなある日、昨年秋の事でした。
私の部署は商品の発送や在庫管理が主で、課長の私を含めて4人で業務を行っているのですが、そんな部署に若い女性が移動してきました。
I川さんと言うその女性はどうやら前の部署で何かやらかしたらしく、左遷同様で来たのです。
とは言いつつ、この部署は左遷先の受け入れ部署として社内で公認なので現在在籍している部下達もやはり一癖あったり、何か大きなミスをして
飛ばされてきた人達ばかりです。
私はI川さんがやって来た日に、2人きりでこの部署の状況や業務の内容、対人関係についても説明をしました。
予想外に熱心に私の説明を聞く態度に少し驚いたのを覚えています。
と言うのも前記の通り、この部署は「飛ばされて来た」人達なので、やる気が無かったり、退職寸前だったり、対人関係で問題があったりと言った
人達なので、そんな熱心に人の話を聞く事自体が非常に珍しかったからです。
すみません、続きます。