ただ体験した事実を書いていきます。そんな趣旨もあってストーリー的に面白いかどうかは分かりません。エロいのは確かだと思います。
26才の俺。今思えば(ほんと、ガキだったな~)と思います。今の私は36才です。(過去の話なので一人称:俺で進めたいと思います)
親の金で福祉系の大学を卒業させてもらい、社会福祉士の資格をなんとか取得し、知人の紹介で介護施設で働いていた当時の俺。26才にしてはかなり精神年齢が幼かった時期でもあります。
カノジョなし。実家暮らし。働いているのに未だに親のスネかじり。もらった給料は全部俺のモン。一円も家には入れず。そんな甘えた生活をしておりました。
それだけでなく、介護の仕事には夜勤がつきものなのですが、夜勤明けにはミナミの街に繰り出し、安キャバ巡り等という娯楽にふけってもいたのです。
安キャバ巡りというのは、あれから10年経った今ではどうなっているか分かりませんが、当時、朝や昼の時間から開いているキャバクラがミナミに存在しておりました。(今もあるかもしれません)
だいたい1時間4000円くらいで女の子は2ターンくらいします。
女の子のランクは、、、そうですね。北新地がS~Aとして、西中島南方がD~Eとすれば、ミナミの昼キャバはC前後っていうとこでしょうか。Bがきたらラッキーといった感じでした。
安キャバ巡りをする理由、意図っていうところですが、今思えばやっぱり、どこかでキャバで女の子を引っかけてやろう。というのがあったのだと思います。
キャバクラで1時間4000円は安い・・かもしれませんが、塵も積もれば山となる。相当な大金を安キャバ巡りで落しておりました。そして、当然のように出会いなんでありませんでした。(そもそも、俺自体がルックスがいいとは言い難い野郎というのもあります)
ですが、そんな生活を2年も続けていたら、、、いつかは棚から牡丹餅形式で、ラッキーな出会いがあるものです。そんな話をさせて下さい。
その朝、同じように夜勤明けの俺は、軽くメシを食い、いつもと同じようにミナミの街に繰り出していました。目当ては風営法違反?朝から営業しているF店に行くためです。
この時代、ヤンキーでもないのに槌華街でナメられてはいけないと、ちょっとヤンキー風の服を来ていた俺はいつもどおりF店に入店し、馴染みのボーイが席を案内して王様気分でおしぼりを受け取った後の事でした。
すると、「ユリカです~。よろしくお願いいたします。」と目の前に初めて見る女の子が現れたのです。
(お・・・初めて見る子だな。なんだか今までとパターン違うな・・・)と思ったのです。
そもそも、今までの子っていうのは、いってもミナミの安キャバ。茶髪にピアス、タバコを吸って、安物ドレスで身を固めた、トークレベルも極めて低い、見ての通りの「安物」。失礼かもしれませんが、その時はそう思ってました。
ですが、この時初めてみたユリカさん(19才)は、表情も服装も仕草も非常にお淑やかで、清楚な感じで、オーラを見たら分かるというか、キャバクラなんかで働くような子には見えなかったのです。
それから俺は、相手の事を会話の中で聞き出したところ、ユリカさんは美容系専門学生であり、「同級生が同じキャバクラで働いていたから一緒にやろうって勧められて・・・・」という、アルバイトはしたいのかもしれませんが、やや消極的にこの業界に入ってきた経緯がある子なのでした。(入店して1週間といってました)
今まで安物キャバ嬢を相手に、国家資格を見せびらかせてヤンキー服きて調子こいてた俺。
この時ばかりは「なんでアナタのような真面目な子がこんなトコロにいるの・・・・?」と、思わず感情移入してしまい、ユリカさんを諭してしまうような格好になったのです。
ユリカがいうには、「あの時は服装を見て、ヤクザが来たのかと思ったんだよ。それでボーイさんには席に着きたくないっていったんだw」と後述しております。
また、
ヤクザだと思った俺が、意外と優しくて(ありのままの表現を借りています)「見た目とやってる仕事や性格のギャップがありすぎて、なんだか印象にのこっちゃった。」とも言っておりました。
実は真面目な奴。実は臆病者。そんな俺たちが、酒飲んでヤンキーぶったり、キャバ嬢やったりしている似たような形にお互いは意気投合。それから俺はユリカとプライベートでも連絡を取るようになり、付き合ってこそはいませんでしたが「外の世界で知り合った仲の良い関係」を構築していったのでした。
ユリカは次に会った日から、「本来の自分」で接する事が出来る相手でした。俺はもうユリカと会う時はヤンキー服なんて着ていく必要もなかったし、強がった態度を取る必要もなくなっていたからです。ユリカは、社会福祉士をやって、老人の世話をしている素のままの俺をリスペクトしてくれている。
俺は俺で、ふとキャバクラ業界に迷い込んだけど、ユリカの知性(かなり偏差値の高い高校を出ている)そして性格、将来の夢をリスペクトしておりました。
そんな若い二人でした。つき合ってはいなくても、ついムードに流されて・・・セックスしてしまったのです。
次回は続きを書きます。今から執筆を続けますので、すぐに投稿できると思います。