昔、と言っても20年くらい前の学生時代、ちょっと勢いで肉体関係のあった女友達が離婚して地元に帰ってきたらしいと聞いた。
同窓会でLINEは知っていたから、近況や仕事の事を聞いたら愚痴が始まった。
延々続くLINE…
すぐに字を打つのが面倒になって通話になった。
そしたら3時間くらい愚痴を聞くハメに。
そして向こうはドンドンコチラに依存してくる。
ストレス発散と独身の人肌恋しさとで
「ねぇ、ウチ来て話さん?」
と誘われた。
「お前、既婚者を堂々と誘うなやw」
と一応、突き放す様に言った。
「◯◯くんが喋らんにゃバレんやろ。それに話だけやし。」
コチラとしては向こうが口を閉じてくれるならワンチャンあると思った。
仕方なくを装い、嫁に遅くなると言うアリバイを作り、仕事終わりに女友達の家に直行した。
念のため、私服に着替えた。
帰った時に女の匂いとやらがしたらマズイから。
友達の家で離婚までの話や、今の状況を聞いたところで
「なぁ、お前って欲求不満とかならんの?」
とコチラから仕掛けてみた。
「なに?w既婚者なんでしょ?私にそれを言わせてどうするん?」
やたら嬉しそうだった。
「いや、好奇心じゃん。どうなんかとおもってね。」
この餌にアッサリ食いついた。
「そりゃあるよ~!目の前の人が既婚者じゃなかったら押し倒してやるわw」
これはコチラの返事待ちか?と思ったので
「俺は構わんで?お前が黙ってるならだけど。」
友達は
「え~、そんなん好きになったらどうするん~?奪いたくなるや~ん。」
あ、こりゃ落ちたなと思った。
「それなら無理だわw」
断る素振りをしてトドメをさす。
「ウソって!w今日だけ仲良ししよ?今日だけじゃないかもやけど、とりあえず今日しよ?」
顔が乙女になってたw
それから四十も過ぎた2人は年甲斐もなく風呂に一緒に入り、乳繰り合って一発キメた。
お互い久しぶりでハイテンションプレイだったので情けなくも一回戦で打ち止め。
友達は満足そうにそのまま寝るとの事。
俺は少し走って汗をかき、仕事着に着替えて家に帰った。