いますよね。ふとした時に思い出してしまっては心の芯からカッと熱くなってしまうような。
幾多の蕩けるような夜を思い出してはブロックしたラインを解放して、スタンプのひとつも送りたくなる。
また、壊しそうなくらいワガママに抱いて、潮噴出しながら何度も達するところを見たくなる。
今だったらどうなんだろうか、どんな変化をしているんだろうか。妄想も止まらなくなる。
まだまだうぶな頃、20年くらい前に付き合いのあったジュンもそんな感じでした。
同じ趣味から出会い話すようになった。雰囲気はジュジュに似ている、胸が大きくグラマーであった。話の中で下ネタなんかも全然言うしムラムラして仕方なかった。抱きたいがために付き合った。
会うたびに抱いた。抱くたびに少しずつ新しいこともしていった。
手×ンをするときは「もっと奥、そこ、ああ、指を曲げて上の方を優しく擦り続けて、そのまま、そのまま、ああイク」と自分のポイントを明確に教えてくれた。
その手×ンに電マを加えるとブシャブシャと潮を噴き散らしてはイキ狂った。
ジュンはまた俺のまだ未開発の乳首を丹念になぶった。家で映画を見ている時、飲み会の席で周りに見えない時、Tシャツの上から、スリスリっとなぞってはイタズラな笑顔を見せた。
初めはくすぐったいだけなのに、いつからか「舐めてくださいってお願いしてみて」と言わされたり、手のひらで転がされるようになった。