今までも何度か違う名前で投稿させていただいていますが、今回は私の経験でも特に印象深い話を。
お恥ずかしい話ですが、私には十代の頃から変な癖がありました。
それは、友人や同級生、職場の同僚など、身近な人から性体験を聞かされると、その情景を思い浮かべてオナニーをしたくて仕方がなくなるというものです。
エッチなビデオや本を見て…というのはよくある話だと思いますが、私の場合、身近な人の話を聞いてしまうと、どうにも興奮が収まらなくなってしまうんです…。変態ちっくどころか完全に変態ですよね…(笑)
もちろん、リアルで人にお話ししたことはありません。
別に、自分に彼氏がいない時に限った話というわけでも、友人たちの彼氏や夫を奪いたいという気持ちがあるわけではなく、本当に自分でも理由はわからないんです。
そんな私の経験の中でも、特に記憶に残っているカップルについて書かせてください。
当時、私は短大を出て就職したものの、すぐに職場の人間関係が原因で退職していまい、人口5万足らずの地元の田舎町へと帰り、実家に住みながらアルバイトをしていました。
その時にアルバイト先で同僚として出会ったのが、みゆきさんという10歳ほど年長の女性です。
後に私が、本人の知らないところでオナニーにハマりすぎるきっかけになった人です。
みゆきさんは当時すでにアラサーでしたが、田舎町には似合わない、かなりの美人で、職場でも有名人でした。絶世の…というほどではないかもしれませんが、学年で言ったら3本から5本の指には間違いなく入るような人でした。
年齢こそ私と離れていたものの、東京でOLとして生活した後、都会暮らしに疲れて実家に帰ってきたばかりということで、私に境遇が似ている部分もあり、私たちはすぐに親しくなりました。
しかし、私はすぐに親のツテで地元の企業に就職が決まり、みゆきさんは資格を活かして習い事の教室を開くことになり、二人とも半年ほどでそこでのアルバイトを辞めることになりました。
お互いに地元の友人づきあいが薄くなっていたこともあり、退店後も電話で話したり、ご飯に行くような関係が続きました。
まだ携帯電話もメールも今ほどは普及していなかった頃です。SNSなんてもちろんありませんでした。
あれは、私とみゆきさんが出会ってから二年ほど経った秋のことでした。
久しぶりにみゆきさんの家に招かれた時のことです。
当時、みゆきさんは前述の習い事の先生をしながら、彼女のご両親が所有するアパートで一人暮らしをしていました。
みゆきさんのアパートの部屋に入ると、驚いたことに先客がいました。
まだ幼い、思春期にもさしかかっていないような少年でした。聞くと、みゆきさんの習い事教室の生徒さんで、その子のお母さんがみゆきさんの高校の先輩にあたるという縁で、みゆきさんの元に通っているとのことでした。
しばらくはみゆきさんとその子との3人でお茶を飲みながらお話をしていたのですが、やがて5時を過ぎた頃に少年はみゆきさんに促されて家へと帰って行きました。
少年が帰り、みゆきさんと二人だけになった部屋で、「綺麗な男の子だったね」と、特に意味はなく、思ったことをそう口に出すと、みゆきさんは「ね!そう思うでしょ!」と目を輝かせながら身を乗り出してきました。
私にとってのみゆきさんは常にクールなお姉さんで、それまで一度もみゆきさんのそんな態度を目にしたことのなかった私は、正直面食らってしまいました。
それからみゆきさんは、私が聞いてもいないのに、少年の名前や教室でのこと、普段からよく遊びに来てくれていることなどを私に話し始めました。
しまいには、教室での普段のお稽古の様子や、発表会、保護者や生徒皆でのキャンプの写真などが収められているアルバムまで取り出してきました。
アルバムを開きながら、みゆきさんは少年との思い出を次々に語り出してきました。一応は、教室の生徒や保護者の皆さんとの思い出を集めたアルバムという形でしたが、そのほとんどが少年の写真で占められているのは明らかでした。
さすがの私も一連のみゆきさんの言動に引いてしまい、もっと話しをしたそうなみゆきさんに、明日が早いからと理由を告げて部屋を出ました。
帰り道。
私の頭の中は少年の幼く美しい顔立ちと、少年について惚けたように話すみゆきさんの表情との対比で頭がいっぱいでした。
恋愛沙汰に疎い私にも、みゆきさんの少年への想いが、先生と生徒のそれではなく、恋愛感情であることは一目瞭然でした。
みゆきさんが私を呼んだのも、少年を見せびらかしたかったのと、数少ない友人である私と、“恋バナ”のようなことをしたかったのだと思います。
みゆきさんは美人でしたが、その分上品さのようなものがあり、実年齢よりも若々しいというわけではありませんでした。一方でその少年は、年以上にあどけない様子の子でした。
一見すると、親子か、もしくは親戚のおばさんと甥っ子のような二人です。
実際に私たちの地元では、田舎ということもあって、二十歳前後で結婚・出産を迎える女性もある程度はいたので、二人の年齢差的に親子というのも大げさな話ではありませんでした。
そんな二人の、年上の女性の方が、幼い男の子に恋愛感情を抱いている…。その事実を改めて認識した途端、私のアソコはいつもの悪い癖で、モゾモゾとし始めてしまいました…。決して性的な話題に及んだわけでもないのに…。
しかも、いつもは家で一人で横になっている時に来る衝動が、帰り道の歩道で襲って来ました。
勿論、どうにか自分を抑えようと試みましたが、結局は我慢できなくなり、帰り道の途中のほぼ無人の駅舎のトイレに駆け込むと、声を押し殺して一人でしてしまいました…。
部活帰りでしょうか、若い女の子たちがトイレに入って来ましたが、声を必死で堪えながらも、指先の動きだけは止まりませんでした。
案の定、それからみゆきさんの部屋に頻繁に誘われることになりました。
一度思いの丈を話してしまったため、みゆきさんは私に安心したのでしょうか。次からは隠すこともなく、その少年との“恋バナ”や相談を持ちかけるようになりました。
はじめのうちは、アルバムを見ながら、「このキャンプの時に初めて手を繋いだ」だの、「缶ジュースで間接キスしちゃった」といった他愛のないもの(二人の年齢差的にはそうとも言い切れませんが…)だったのですが、やがて「告白したいけど、引かれたらどうしよう」とか、「彼の親御さんにバレたら会えなくなっちゃうよね?」といったような核心的な話をするようになっていきました。
正直、二人の仲に興味を持ちながらも、決して関わりたくはない私は、みゆきさんの考えに否定も肯定もしませんでしたが、みゆきさんは自分の欲望に正直に行動し、結局、次の夏を迎える頃には、二人は男女の仲へとなっていきました。
30代も半ばを迎えつつある女性が、「この前初めてキスをしたんだけど、赤くなっちゃって可愛かった」、「やっと初めてエッチをしちゃった。ちっちゃいのに硬くてすごいの!あんなに気持ちいいエッチは生まれて初めてかも」といったような内容を、相変わらずの美人顔で話す姿に、私は背筋が冷たくなる思いでした。
結局、その少年と私が直接話したのは最初の一回だけ。その後の話はみゆきさんから聞かされただけです。
今にして思えば、都会生活に疲れて帰郷したアラサー女性が、教え子を題材にした願望を私に語っていただけなのかもしれません。
しかし、少年との初エッチを私に報告してきた時の、みゆきさんの笑顔だけは、とても演技には見えませんでした。
みゆきさんの話の内容にいくら引いてしまっても、帰り道やその日の夜のベッドの中で、私のアソコが疼くのは抑えられませんでした。
親子のように年の離れた男女が、互いの家族の目を欺きながらお互いを貪りあっている…。そんな許されざることが、自分のすぐ近くで行われている…。
決して、みゆきさんに代わって欲しいわけでも、少年に欲情していたわけでもないのですが、私の中の衝動は抑え難く、たまにみゆきさんの部屋に呼ばれ近況を聞くことがあると、その日から数日間は毎晩のように自室のベッドで家族にバレないようにオナニーをしてしまいました。
二十歳を超えた女が、知人のセックスを想像しながら毎晩一人でするなんて、それはそれで十分異常な事態だったと思っています。
みゆきさんも、相談相手が自分たちのことをそんな風に見ているなんて思いもよらなかったでしょう。
結局、二人の異常な関係の話を聞かされるのに自分の理性が追いつけなくなったのと、理性では拒否しながらも二人を思い浮かべてオナニーに明け暮れていることの後ろめたさから、みゆきさんとは距離を置くようになりました。
それからも年に一回程度は、みゆきさんと電話で話すことがあり、二人の近況について尋ねていましたが、少なくともあれから数年間、少年が高校に入る頃までは二人の関係はずっと継続していたようです。
その後も関係が続いた可能性もあるのですが、その頃に私は最初の結婚を機に故郷を離れ、離婚後も都会に残って暮らしているため、二人のその後は知りません。
私はというと、人の性体験に興奮する癖はしばらく続き、我慢できなくなって、職場のトイレで昼休みにしてしまったこともありました。
あの二人のことを思い出すことは年々少なくなっていきましたが、それでも、たまに思い出してはアソコが疼いてしまうことが何度かありました。