どこにでも腰の軽い女はいるもので、義理の妹にネットナンパを教えられスリルを楽しむようになり、 そこでおもしろそうな男、そうです私にひっかかったのです。 メールのやり取りをしているうちにどうやら勤めているところは近いことがわかり、 思いがけず飲みに誘うことができたのでした。
私がYに会ったときの最初の印象は「おばさんなんだ……。」ということでした。
そこを明るく楽 しい話題で時間をつぶし、 なんとなく手をつなぐと「暖かい手」といい、「抱いたら、もっと暖かいよ」といいすかさず抱きしめました。
Yは抵抗せずあっけにとられていたようです。
次の瞬間、私はYの唇を奪いました。Yは、はっと身を硬くしましたが、逃げなかったのです。
この瞬間、彼女は私の肉奴隷となることが決まったのでした。
もう夜11時をまわっていることに気づくと、彼女はハッとしてあわててタクシーで 帰ったのでした。