(続き2)
女の子の姿での初体験からしばらくして、ようやく放心していたお義兄さんの意識がはっきりとしはじめると、お義兄さんは今日はもう帰ると言い出しました。
今日の約束をした時は一晩中女装して楽しむという話だったので、お義兄さんの突然の心変わりに私はちょっと戸惑います。最近のお義兄さんは、私と会うと数回果てるまで満足することはなかったので、今日に限って性欲的な限界がもう来てしまったとは思えません。
やっぱり初めて完全女装しての行為があまりに衝撃的だったせいで、一度果てて少し冷静になると今まで以上の強い罪悪感に苛まれているんだと思います。
私が一応引き留めると一瞬決意が揺らいだ様子でしたが、やっぱり今日は帰ると言って、姉にばれないように入念に化粧品の匂いを落としてから帰ってしまいました。
私はそんなお義兄さんを見送ると、セーラー服を着替えることもせずすぐにスマホへ手を伸ばしました。先程撮ったばかりの私とお義兄さんがセーラー服姿でポーズをとっている写真を御主人様に送ると、続けて今日のお義兄さんの様子を報告をします。
>・・・という訳でお義兄さんの初めての女装プレイ自体はうまくいったんですけど、そのあとすぐに帰られちゃったんですよね(汗)
もしかしたら多少強引にでもお義兄さんを引き留めた方が良かったかもしれない、と思っていると御主人様から返事がきます。
>>大丈夫。お義兄さんがすぐに帰ったことはそんなに気にする必要はないよ。今はこちらからは何もせずに、お義兄さんからの連絡を待つだけでいいから
>>それにしてもお義兄さんの女装姿、なかなか可愛いね
本当に大丈夫かなと思いましたが、御主人様がそう言うならと思い、私もそれ以上は何も言いませんでした。それよりも御主人様がお義兄さんの女装姿を褒めたことが気に食わなくて、女としての嫉妬心が燃え上がります。
>御主人様、私のセーラー服姿はどうですか?
>>もちろん、ひとみの方が可愛いよ。そうだ、一晩中の予定だったのにお義兄さんが帰ったなら、2時間後くらいでよければ会いたいな
私の浅はかな嫉妬心を見透かしたように、写真に写る私のセーラー服姿を褒めてくれる御主人様。お世辞だとは分かっていても、どうしようもなく嬉しくなってしまいます。
ましてや御主人様からの誘いの言葉まで貰えて、私はまるで恋する少女のように胸が高鳴ってしまいました。
私も会いたいですという返事をして御主人様から何か言い付けがないか確認をすると、私はシャワーを浴びに浴室へ向かいました。シャワーを浴び終わると、お義兄さんと会っていた時とは違い、御主人様に言い付けされたとおりの派手目なメイクをします。
下着は乳首が丸見えの黒のオープンブラと、勃起してないときの私の小さなオチンポすら収まらないGストリングのミニショーツに着替えました。そしてストッキングは履かずに生足で先程着ていたセーラー服をもう一度身に付けると、さっきまでよりもさらにスカートの丈を短くします。
姿見の前に立つと、商売女のように派手なメイクに尻肉がちらちらと見えるほど短いスカートのセーラー服という、男の欲情を煽る下品な女の姿がありました。セーラー服のはずなのに学生らしさなどひとかけらもなく、どう見ても風俗嬢がコスプレしているようにしか見えません。
(そのうちお義兄さんも私みたいに、喜んでこんないやらしい女の格好をするようになるのかな・・・)
そんなことを思って時計を見ると、御主人様との約束の時間が迫っていました。私は最近御主人様が褒めてくれた香水を付けると、サマーコートを羽織ります。
セーラー服が見えないようにコートの前を不自然に閉じると、そのサマーコートの中の自分の姿を御主人様に早く見ていただきたくて足早に家を出ました。
思いがけず御主人様に可愛がっていただいた日の翌日。私が彼女と夕食をとっていると、お義兄さんからラインがきました。
>>昨日は予定より早く帰ってしまってごめん。それで、もしよければまた女装してみたいんだけど、今度の週末の予定はどうかな?
御主人様が「大丈夫」と言っていたとおりでした。
その時は我に返って何てことをしたのかと後悔の念に苛まれるけど、時間が経てばあの快感をもう一度味わいたくて堪らなくなる。そして何度もそんなことを繰り返していくうちに、気づいた時にはお義兄さんも私と同じ様になってしまうはずです。
「どうしたの、嬉しそうな顔して?」
お義兄さんのこれからを想像して思わず顔がにやけてしまっていたのか、不思議そうに彼女が私に問い掛けます。
「いや、大したことじゃないよ。この前、会社に新しい人が入ってさ。馴染めるか心配だったんだけど、彼もうちの会社を気に入ってくれたみたいでね」
そう彼女にごまかしながら、私はお義兄さんへ「大丈夫ですよ。今度こそ一晩中楽しみましょうね」と返事をします。
「あと、ごめん。その関係で、週末が歓迎会を兼ねた飲み会になったから、予定してた映画はまた今度にしようか」
私がそう彼女に謝ると、彼女が「そっか、残念」と言いながら少し寂しそうな表情を浮かべました。そんな彼女を見ると、彼女に嘘をついている罪悪感に心が痛みます。きっとお義兄さんも今頃、奥さんや娘に嘘をつきながら、私と同じように心を痛めているはずです。
だって私もお義兄さんも、まるで聖者のように「心を痛めている」と自分に言い訳さえしてしまえば、大切な人を裏切って倫理に背く快楽を貪ってしまう変態なんですから。
という訳でその週末、お義兄さんは再び私の部屋に来ると、前の週と同じセーラー服姿で私との行為を楽しみました。 一度女装してしまってタガが外れたのか、その日のお義兄さんは先日よりも積極的で私が戸惑うほどでした(笑)。
特にシックスナインの体制でお互いのスカートの中に頭を突っ込んでフェラチオし合うのには凄く興奮しました。面白いのが、お義兄さんたら私のフェラチオを必死に真似してくるんですよね。
私が根元まで飲み込むとお義兄さんも頑張って根元まで飲み込むし、私がカリに舌を絡ませたらお義兄さんも必死に舌を絡ませてくるんです。おかげで途中から、まるで自分で自分のオチンポに御奉仕している気分になってしまいました。
それからもいろいろとあったんですが、ある程度まで私とのレズプレイで開発した後は、お義兄さんも御主人様へ引き合わせました。
そこでお義兄さんがどういう反応を見せるか心配でしたが、結局はお義兄さんも御主人様にしっかりと御奉仕を仕込まれて、今では姉よりもフェラチオが上手なことを自慢気に話すようになってしまいました。
最近では女装して外出することも楽しくなってきたみたいで、冒頭で話した先週の女装外出の時なんかは、私もお義兄さんもお尻が見えそうなマイクロミニのタイトスカートでOL女装しました。
お互いにアナルに挿入したローターのリモコンを渡し合って、いじめたりいじめられたりすることを楽しみながら二人で深夜の公園を散歩しました。
私もお義兄さんも、ぱっと見でも分かるほどタイトスカートの前が不自然に盛り上がってしまっていたので、すれ違った人がいたら大変だったと思います(笑)。
長文になりましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。m(__)m
今回の話はここで終りますが、今度は出来るだけ早く新しい投稿をしたいと思います。御主人様にも軽く怒られたんですが、昨年はいろいろとあってなかなか投稿する時間が作れませんでした(泣)。
ちなみにその「いろいろ」の中で一番大きな出来事は、今までの投稿にも出てきていた彼女とついに別れてしまったことです。
次回はそのことも含めて書ければと思っているので、そのときはまたよろしくお願いします(^^)/
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