(続き1)
最初こそ下半身に違和感を感じていましたが、車が会社に着く頃にはもう気にならなくなっていました。ただ会社に入ろうとした瞬間は、さすがに躊躇して足が止まってしまいます。
(大丈夫、大丈夫・・・)
そう自分に言い聞かせながら自分のスーツ姿をもう一度チェックしたあと、ようやく会社に入りました。
出社時こそそんな感じでしたが、いざ仕事が始まると仕事自体が忙しいこともあり、羞恥心を抱くどころか下着女装していることも完全に忘れて仕事をこなしていました。
なので仕事が一段落つき、ちょっと休憩しようかなと思ったときになって初めて、御主人様からラインが来ていたことに気付きます。
>>約束どおりショーツとパンストを穿いて仕事してる?
約束じゃなくて脅迫だろと思いつつ、返事をする為に休憩も兼ねてトイレに向かいます。
(そういえば、完全に下着女装してること忘れてたなー(笑))
そんなことを思いながら個室に入ると、御主人様に返事を送りました。
>ちゃんと穿いて仕事してますよ
次は下着女装の感想でも聞いてくるかなと思っていると、それほど待たずに返事が来ます。
>>確認するから、トイレかどこかで写真撮ってきてよ
なんと感想どころか、下着女装姿の写真を要求してきました。正直かなりめんどくさかったですが、たぶん証拠写真を送らせるくらいの事はさせられるだろうなと思っていました。
私はベルトを外すと足元までスラックスを下ろして、メンズスーツ姿の上半身にピンクのショーツと黒パンストの下半身という歪な姿を御主人様に晒します。
しばらくすると、そんな私の下着女装姿を確認した御主人様から満足気な返事がきました。
>いいね。すごく素敵だよ
>ちなみに気分はどう?
>>気分も何も、御主人様からのライン見るまで下着女装してるの忘れてました(笑)
>>やっぱり自分には、下着女装は向いてないみたいですねー
そんなやり取りをしながら、
(御主人様は楽しいかもしれないけど、こっちはいい迷惑だよなー)
なんて思っていると、ふと、以前に遅れている仕事があると嘘をついて休日出勤し、このトイレでOL姿に女装したことを思い出します。
それはまだ御主人様に直接会って調教されることには抵抗があり、メールでの調教を受けてた頃のことでした。
今日と同じように御主人様からの調教メールに従い、私はOL姿に女装してから、誰もいないオフィスの自分のデスクでアナニーに没頭しました。
いくら休日とはいえ、もしかしたら誰かが来るかもしれない仕事場で女装している緊張感と罪悪感で狂いそうなほど興奮して、数えきれないほどの射精とメスイキを繰り返しました。
そんな自分の痴態を思い出しながら、また今度出来る時があるかなと考えていると御主人様からの返信がきます。
>そんなに油断してると同僚達に下着女装してること気付かれて、ひとみとして犯されるかもしれないよ
その文章を読んだ瞬間、頭の中が真っ白になり言葉の意味を理解するにつれて徐々に鼓動が早まります。
この時までの私は、下着女装を気付かれないようにすることしか考えていませんでした。しかし、もし下着女装なんかで会社に来ている事が同僚達にバレたら、当り前ですがバレて終わりなんて訳がありません。
私はそんな当たり前のことに、この時の御主人様からのラインで初めて気付かされました。そして一度それに気付いてしまえば、私は想像せずにはいられませんでした。
私の恥ずかしい性癖。女の服を着て男に媚びる雌になる、そんな変態女装癖を知られてしっまた私の「その後」を・・・。
「バレたら・・・犯される?・・・」
思わず口から言葉が漏れました。
先程から止まらない私の想像の中ではもう、OL姿に女装した私が同僚達から性奉仕を強要されていました。
OL服のタイトスカートはウェストまで捲り上がってパンストは所々が破けた、まるで強姦されたかのような姿の私。
そんな下品な姿の私は、上司の上で激しく腰を振りながら、周りを囲む同僚達にお口で御奉仕して熱い白濁液を浴びせてもらいます。
想像の中の私は同僚達に女装癖がバレて、嫌々ながら性奉仕を強要されているはずなのに、精液にまみれたその顔には何故か笑顔が浮かんでいました。
もちろん冷静に考えれば、いくら下着女装がバレたからといっても、私の妄想のようなことにはまずならないでしょう。しかし、一回でも妄想してしまえば、それを意識せずにはいられないのもまた事実です。
そのまま同僚達との淫らな妄想に浸ってしまいそうなところで、手の中のスマホに来た通知が私を現実に引き戻しました。
>>会社の人に犯されるひとみは、きっと可愛いだろうね
まるで私の妄想を見透かしたような御主人様の言葉に恥かしさを感じながらも、小馬鹿にされたような感覚を覚えます。
私は急いで身なりを整えると、御主人様への返信をすることなくトイレを後にしました。それで少しでも御主人様に反抗したつもりになっている幼稚な私。
でもそんな反抗心もむなしく思えるほど、スーツに隠されたレディースショーツの中ではオチンポが硬く勃起してしまっていました。
オフィスに戻ると、勃起していることがバレないよう足早に席に着いて、ひとつ大きく息を吐きます。
ゆっくりと周りを見ると、休憩前と何も変わっていないはずなのに、オフィスの空気がこれまでと全く違う気がしました。
(本当はもう気付かれてるんじゃ・・・)
ついさっきまでは全然意識してなかったのに、今は下半身のパンストの締め付けや、ショーツの肌触りが無性に気になります。
(大丈夫、バレるはずない・・・とにかく下着女装の事は忘れて、仕事に集中しよう)
そう自分に言い聞かせると、私は必死に下着女装のことを意識の外に追いやりながら仕事を再開しました。
(続きます)
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