そして、お店には私とママさんの二人だけになりました。
こういうお店は、もっと夜遅くにならないとお客さんは来ないのかも知れませんね?
そのことをママさんは知っているのでしょうね。
ママさんはカウンターの中から出てきて、
私の隣のスツールに腰掛けてきました。
そして、俯いてる私の顔を覗き込みながら
「ね、真由さん・・・貴女、たまに、このお店を手伝ってくれない?」
と言いました。
「貴女みたいな、純情そうな奥さま風の人ってモテるのよ。貴女を目当てにお客さんが増えると思うの。・・・あ、大丈夫・・・ミチルちゃんには私から言っておくから・・・。」
と囁くように言いました。
そして・・・ママさんは私の細い肩を抱き寄せ、私の背中を優しく撫でました。
ブラウスの上からブラのホックあたりを
撫でながら
「貴女って・・・可愛い・・・。タチなら、誰だって真由を欲しがるわ。」
と、私の耳元に囁きました。
私は、ママさんの手指が背中や脇腹あたりを這い回る感触にドキドキしながらも
「あ、あの・・・私、慣れてませんから・・・無理だと・・・思います。あの・・・私、内気で、口下手ですから・・・・。」
と、小さな声で答えました。
ママさんは、さらに身を寄せてきて
「慣れてないから・・・内気で上品だから・・
いいのよ。タチはね、貴女みたいな女を
可愛がってやりたいの・・・。」
と言いました。
「私は・・・もう、こんな中年女ですから・・。」
と固辞しました。
すると、ママさんは
「いいのよ、急ぐことはないから・・・でも、
考えてみてね。」
と、優しく微笑みながら言ってくれました。
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