先日の夜、そのお店に行きました。
ミチルさんとの逢瀬の時は常にミチルさん
から事前にメールが来て、私の家に訪ねてくる習慣になってますが、その日も彼女から
事前の連絡はありませんでした。
このところ連絡は途絶えてました。
連絡して来るのは、いつでもミチルさんの
ほうで、私から電話したりメールしたり
するのは遠慮してました。
この点でも、私は一方的に受け身の立場です。
ミチルさんは私以外の誰か・・・私なんかより若くてキレイな女性とデートでもして忙しいのかしら?
などと嫉妬心が少し湧き上がってました。
それで、その夜、お店に行くことにしました。・・・でも、それは自分自身への言い訳です。
おそらく本音は・・・凄く興味が、好奇心が
あったんです。
自分たちがレズビアンであることを隠さず、
開放的になれる空間に自分の身を置いてみたかったんです。
お店の扉には「会員制」の文字がありましたが、これは本来の会員制という意味じゃなく、不特定の・・特に男性は出入り不可ということのようでした。
私は普段より少しセクシーな?下着を着け、
黒の膝丈のタイトスカートに薄手の純白のブラウスという服装でした。
決して派手でなく、上品な奥様風のファッションを心掛けました。
それでも、お店の扉を押し開ける時は凄く緊張してました。
何故?・・・私は何も変なことを期待しているわけじゃなく、ただお誘いがあったから、
ヒマだったから来たの・・・ただ、それだけ・・・
と、自分自身に言い聞かせてました。
先日お会いしたママさんがお店のカウンターの奥に居て、私を見てから嬉しそうに
「あら、嬉しい。来てくれたのね。」
と、満面の笑みで迎えてくれました。
ママさんは、いかにも水商売に慣れた派手で華やかな雰囲気の女性で、決して主婦のような所帯じみた感じはありません。
サバサバした性格らしく、お喋りも上手で社交的な女性のようでした。
年齢は、私より少し上のようです。
※元投稿はこちら >>