2017/05/01 02:25:14
(rsySKQK4)
続き1
「ちゅっ・・・ぅちゅっ・・・んっ、ぁえっ・・・ぐぽっ・・・ぅ、んくっ」
舐めて、咥えて、啜る。
かつては御主人様の躾けどおりにするだけで精一杯だった口奉仕。
それが今では、御主人様により悦んでもらうためなら、自分が「男」であることすら利用するようになってしまいました。
(ここをゆっくり舐め上げるとぞくぞくする・・・)
(ここまで咥え込んでから軽く吸いつくと心地いい・・・)
「女」なんかには、頭では理解できても感覚では絶対に理解できやしない。
同じ器官を持っている「男」の自分だからこそ、感覚で理解できてしまう気持ちよさ。
「ちゅっ、ちゅうぅ・・・ん、ぐぱっ・・・れろぉ」
そんな気持ちよさを御主人様にも味わっていただくために、御奉仕に励むメイド服姿の私。
それは傍目には男女のそれに見える、しかし男女のそれよりもずっと、ずっーと気持ちいい、雄と雄の倒錯した淫らな行為。
普通の人が見たら、・・・彼女や知人が見たらきっと、狂ってると罵られてしまうだろう、快楽の為だけの変態的な交わり。
だけど最近の私はもう、この行為について悩むことさえ稀になってしまいました。
だって、他には無いじゃないですか、こんなに素敵なこと(恥)。
「・・・はぁっ」
そんな素敵な異常性愛の最中、時折御主人様が漏らす吐息を聞くと、私の口で気持ち良くなって貰えている実感が湧いて胸が熱くなります。
もしかしたらメイド服を着ていることで、いつも以上に御奉仕することを快感に感じてしまっているのかもしれません。
どちらにしても、私はもっと御主人様の吐息を聞きたくて、さらに御奉仕に没頭していきました。
多分その頃にはもう、御奉仕を初めてから一時間以上の時間が経っていたはずです。
口内はもちろん、御主人様の先走りをさんざん飲まされたせいで、私の吐く息にまで御主人様の匂いが染み付いてしまった気がします。
そしてずっと使っている顎にも多少の疲れを感じていましたが、御主人様のお許しが出るまで勝手に御奉仕を止める事など出来ません。
ましてや萎えさせることなど絶対にあっては駄目で、以前萎えさせてしまった時には酷い「おしおき」を受けました。
(あの時は、本当にひどい目にあったなぁ・・・)
ずっしりと精が溜まった熱い陰嚢を丸ごと口に含んで、甘噛みしながらそんなことを思っていると、顔面で熱気と脈動を感じていた御主人様のオチンポの硬さが少し弛みます。
「ぷぁっ・・・ちゅ、ぇれろっ・・ぅぁ、あむんっ」
私は気を取り直してオチンポを咥え込むと、頭を振り、唇と舌、そして喉も使って扱き上げます。
すると、口内ですぐに硬さを取り戻した御主人様のオチンポが、敏感な喉奥を抉りました。
「ん、ぅん・・・んぐ、ぐぽっ・・・ぅ、ぐえっ」
苦しさにえずきながらも、一心不乱に頭を振り続けていると、まるで自分がオナホールになってしまったかのような錯覚に襲われます。
いえ、ある意味それは錯覚ではないのでしょう。
御主人様にとって私は、都合のいい性欲処理の道具でしかないのだから・・・。
今日だって御主人様は、私がどれだけ濃厚な御奉仕をしても、甘い声で御主人様に呼び掛けても、まるで私のことなど見てくれません。
(せっかく御主人様の言いつけどおりのメイド姿で御迎えしたのに・・・)
そんな乙女のような不満をちょっと抱きながらも、御主人様の冷たい態度は、「性欲の捌け口」という私の立場を改めて実感させます。
(でも・・・御主人様が私を道具としか思ってなくても私は・・・)
その先に続く言葉を心の中でつぶやく前に、御主人様が短い吐息を漏らしました。
2に続きます