2013/01/05 11:29:22
(JzfJaYz/)
2年生最後の日だった。終業式・卒業式のあと、
クラスでお別れ会をしてくれた。ちょっぴり悲し
かったけど、瑞希と一緒に新しい学校に通えると
思うと、嬉しい気持ちの方が大きかった。それに
これからは、瑞希のことをいろいろ言っていた上
級生とも顔を合わせなくても済むし…。
学校から帰ったあと、僕と瑞希はお気に入りの洋
服に着替えた。もちろん、瑞希はスカートだ。
「やっぱり、スカートがいちばんいい…。はいた
感じが気持ちいいし、女の子になったって思う
から…」瑞希が言った。
最後の日は午前中で学校は終わりだった。学校か
ら帰った午後には、瑞希ママの提案で、校門のと
ころで写真を撮ることにした。僕と瑞希は、手を
つないで、校門を背にして、ピースをしながら、
笑顔で写真に写った。さようなら、2年間通った
小学校…。
春休みになって、僕たちは、更に一緒にいる機会
が増え、仲もいっそう深まった。一緒に勉強をし
ている時、遊んでいる時、何度となくキスを繰り
返しながら、新しい学校への思いを話し合った。
春休みなので、お風呂も寝るのも一緒、だった。
春休みはもちろん、今までは、夏休みも冬休みも
そんな感じだった。これからもたぶん、そんな感
じで僕たちは過ごすだろう。
2年生なのにおませだと言われそうだが、本当に
そんな感じだったのだ。
その間、僕たちの両親は、
仕事はもちろんのこと、学校への転校の手続きな
どにいろいろ忙しく、僕たちはいつも2人で留守
番だった。
そういえば、新しい学校に合格が決まってから、
瑞希と瑞希ママが家に来た。そして、瑞希から僕
に、男物の洋服が届けられた。
「これからは、瑞希は、女の子の洋服を着るから、
男の子のお洋服もらってね」
と言われた。僕は、ありがたく受け取った。これ
から、瑞希の洋服を着ることができるなんて、す
ごく嬉しいことだった。僕は、瑞希の洋服を鼻の
ところに持っていった。大好きな瑞希の匂いが、
僕の中にいっぱいに広がった。
僕と瑞希は、公園に遊びに行った。春の日差しが
眩しいある日のことだった。
僕は半ズボン、瑞希はスカート、僕たちは、まる
で「小さな恋人たち」さながらだった。
この日は、髪の毛をおろしていた瑞希、いつもは、
後ろで結んでるからわからないけど、いつの間に
か瑞希の髪の毛は長く伸びていた。髪の毛をおろ
した瑞希は本当にかわいくて、女の子そのものだ
った。その時のクラスの女の子の、どの子よりも
瑞希はかわいいと、僕は思っていた。
僕たちは、家から少し離れたところにある公園で
一緒にアスレチックをした。
「僕、じゃなかった、私から先に行くね」瑞希が
言う。瑞希は、時々自分のことを僕というか、ま
たは言い間違える。それがすごくかわいい。
僕は、アスレチックに登る瑞希を下から見上げる。
瑞希のスカートの中の真っ白いパンツが見える。
「瑞希、下からパンツ丸見え」と僕が言うと、
「嫌ーん、エッチー、でも、祐ちゃん(僕の名前)
なら、パンツ見られても平気だもん」って、瑞
希が恥ずかしそうに笑いながら言う。そんな瑞希
の表情がすごく愛らしかった。
遊びに疲れると、僕たちはアスレチックのてっぺ
んに行き、誰も見ていないのをいいことに、しっ
かりと抱き合い、キスをした。
「瑞希、スカートめくってもいい?」僕が言うと、
「いいよ。他の男の子は嫌だけど、祐ちゃんなら
特別だもん…」って、瑞希が答える。
僕は、瑞希のスカートをいっぱいめくって、パン
ツを触った。女の子の下着はつるつるしていて、
すごくいい気持ちだった。
まだまだ、セックスとか全然知らない、当時の僕
たちだったが、お互いを好きな気持ちは、誰より
も強かったと思う。
僕たちの、新しい学校、新学期への思い、期待は
大きく大きくふくらんでいたのだった。