2024/04/23 16:30:03
(pC91tRos)
長々と書いた取り留めのない物を読んで下さりありがとうございます
この成人式の夜以降私と奥さんとの身体の関係はありません
実はあの夜抱かれた時には書けないような恥ずかしい事もされたのですが…
もっとも奥さんとの数年間は私の性志向や性嗜好に少なからず影響を与えました
大学一年生の時に男性と半年ほどお付き合いしましたが上手くはいきませんでした
その代わりといっては何ですが年上の女性に異様に好かれ、また私も素直に惹かれて抱かれるといった事ばかりを繰り返すようになりました
大学二年生の時に四十代くらいの町中華店を営む女店主の方に半ば強引に誘われて押し倒された事もあります
奥さんのような上品で綺麗な方ではなく、太ったたくましい方に力強く抱かれ、私はいつしか抵抗をやめて淫らな女になっていました
また卒論のテーマのために知り合いの編集者を通して任侠団体の親分の姐さんにお話を伺う機会がありました
三十代くらいの目つきが牝豹のように鋭い美人で、お酒が入らないと話をしないというのでホテルのラウンジでワインを飲みながらお話を伺っていたのですが、「モンモン(刺青)を見せてあげるから」と部屋に誘われました
そこで見事な吉祥天女の錦絵の刺青を見せられ、立ちすくんでいる私は姐さんにベッドに組み伏せられ、服を剥ぎ取られて犯されました
姐さんは私が暴れて抵抗するか、泣いて嫌がると思っていたらしいのですが、私がすぐ抗うのを諦め、自ら抱かれて快感に身を委ねて乱れるのを見て、呆れたように「虫も殺さないような顔をして色々と業を背負ってるお嬢さんだね」と私の耳元で囁きました
その姐さんには何度もホテルに呼ばれては関係を持ったのですが、それも今考えると良い思い出のひとつです
多分奥さんとの事が無ければそういった事も無かったのでしょう
そして、奥さんとは身体の関係は無くても、私の両親が住む故郷があそこにある限り、全く接点を絶つ事はあり得ないのでした
私が大学を卒業し、就職する時には奥さんから当然のように就職の世話をするから帰って来たら?と親を通して話がありました
就職は自分の力でと都内の会社に勤めたのですが、実は一年前、コロナ禍の業績悪化で勤務条件が悪くなり、私は会社を退職して地元で就職をしたのでした
いわゆるUターン就職です
別に奥さんのお引きで就職したのではないのですが、地元で営業の仕事をする以上は有力者で篤志家である奥さんと接触する機会もあるのでした
去年の秋に私の社の社会貢献福祉のイベントがあったのですが、奥さんが大口のスポンサーになってくれた事で私の面目が立ってとても助かったのです
その際にゲストで来て下さっていた奥さんの「ひとみは私の娘代わりとしてずっと後ろ盾になって来た大切な子です。この子が御社に所属する限り協力は惜しみませんよ」との一言で代表以下、社の上長の私を見る目が変わりました
27になった私に今さら奥さんは性的な興味はないと思いますが、地元に、奥さんに何となく絡め取られるような感覚があり、あの時の事をここに書いて自分の気持ちを整理したかったのです
勝手に長々と書き連ねてすみませんでした
読んでいただき、本当にありがとうございました