ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
2021/09/29 23:24:17 (oomvqvzn)
僕にメイクをするK氏は、まるで、プロのメイクアップアーチストのようでした。
そのイカツイ外見とは裏腹に、とても柔らかい指先と、手のひらで、私の顔を、マッサージするように、下地クリームを塗っていきました。
ファンデーションも、薄く伸ばすように、顔全体に塗り込まれていきます。
決して、厚塗りにならずに、丹念に、充分に時間をかけて、顔のベースが出来上がっていきます。
顔全体はもちろん、首筋に至るまで、ベースファンデーションが塗られた、鏡越に見る僕の顔は、それだけで、かなり出来上がっているように見えました。
そんな僕の心を見透かしたように、K氏が
「おいおい、こんなとこで、そんな納得した顔するなんて、まだ、全然早いぞ。いよいよ、これからからだからな」
ただ、本当は、ここで、眉毛を処理するところなのですが、僕の眉毛は、もともと薄く、生え方もきれいなので、今日のところは、このままにして、目周りに行くと言われました。
僕の眉毛の下あたりから、まぶたにかけて、アイシャドーを塗り始めました。
一瞬、超厚化粧になってしまうのでは?と、心配になるくらい、大胆に塗りつけられたと思ったら、そこから、見事なくらい器用に、グラデーションの色彩を浮き上がらせていきます。
何色かのアイシャドーを小刻みに使いながら、僕の目周りは、すっかり、別人のように仕上がっていきます。
更に、アイライナーで、アイラインを引かれたのですが、この時ばかりは、かなり、強い口調で、目を動かさないように言われ、このメイクの中で、一番、きつい時間でした。
ビューラーできれいにカールされた付けまつ毛には、丁寧にマスカラが乗せられ、その後、チークやハイライトで、顔に陰影を付けると、最早、鏡の向こうにいるのは僕ではなくなっていました。
頭には、ウィッグをかぶせられ、K氏は、そのウィッグを、ドライヤーとブラシを使って、きれいにヘアーセットしてくれました。
最後に、唇を半開きの状態で維持するように言われ、そこに口紅が、おそろしいほど丁寧に、時間をかけて塗られていき、更に、その上から、透明のリップグロスが乗せられて、僕のメイクは終了しました。
ただ、ここから、しばらくの間、K氏がいいと言うまでは、唇は、この半開きの状態でいるように言われ、これが、以外ときつかったのを、よく覚えています。
しかし、鏡の中には、別人の僕がいました。
僕は、思わず、鏡の中の自分に向かって、心の中で「美しい!」と、つぶやいていました。
私の後ろに立っていたK氏が、鏡越しに私に向かって、
「いいかい?たった今、この瞬間から、君は、浩介ではなく、なつみだよ」
「なつみ」私は、小さくつぶやきながら、うなずいていました。
K氏は、私に、ブラとショーツ、ワンピースを手渡して、着替えるように言いました。
ブラとショーツは、セットもので、濃いブルーを基調にして、抑えめの光沢が、上品なセクシーさを感じさせるものでした。
ワンピースは、やや薄手の生地がとても肌触りが良く、薄いベージュの単色で、かなり身体にフィットするラインでした。
K氏は、僕に、着替えるように命じると、そのまま、洗面室から出て行ってしまいました。
僕は、早速、K氏から渡されたブラとショーツを身に着け始めました。
女性ものの下着は、夜な夜な、自分の部屋で着けていたので、かなり手際よく身に着けることが出来ました。
そのまま、ワンピースを着て、洗面室の角に置かれている、大きめのスタンドミラーに全身を映してみました。
自分で言うのも変ですが、そこに映し出されたのは、まぎれもなく、めちゃくちゃ美人のイイ女でした。
この時、初めて気が付いたのですが、K氏に言われた通り、唇を半開きの状態にしたままだった、この表情が、とてもセクシーで、このメイクと身に着けた衣装に、とてもマッチしていたのです。
K氏が、僕に命じた訳に、この時、ようやく気づかされました。
僕は、洗面室を出て、リビングルームへ戻って行きました。
K氏が、ソファに座って、缶ビールを飲んでいました。
「おお、なつみ、もっと近くに来て見せてごらん」
 僕は、言われるままに、K氏のすぐそばまで行きました。
リビングの奥にも、洗面室にあったものより更に大きなスタンドミラーがありました。
K氏は、僕をその前に立たせると、
「ほら、なつみ、鏡の中のお前をよく見てごらん。きれいだろ」
と、僕の後ろに立って、鏡の中の僕に言いました。
僕は、この時、鏡の中の、この美しい「なつみ」に向かって、激しく欲情していました。
身体にピタリとフィットしたワンピースの下では、既に、ショーツの上にはみ出るほど膨張した、僕のペニスが痛いくらいパンパンの状態でした。
ふいに、背後にいるK氏が、僕の両肩を持って、くるりと僕をK氏と正対させました。
僕は、それを待ちかねたように、K氏の唇に自分の唇を重ねました。
K氏の唇を舌でこじ開け、思いっきり舌を差し込みました。
K氏も、それに応えて、僕の口の中に舌を差し入れて来ました。
どうして、急に、そこまで積極的になれたのか、わかりませんが、とにかく、その時僕は、生まれて初めて、男の人と、ディープキスを交わしていました。
でも、ここから、僕の生まれての初めての経験は、次々とやって来ることになったのです。

(以下、その3に続く)
レスはありません。
レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。