ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
削除依頼
2017/08/17 08:03:54 (JgvypxTz)
小学生の頃、僕の学校には合唱団があって、高学年の女の子たちが
大勢入っていた。その中の1人に、ゆう君という僕の友達がいた。
女の子の中のたった1人の男の子団員だった。
スポーツが苦手で歌やピアノが得意な子だった。小柄で、髪の毛も長めで、
知らない人からは良く女の子に間違えられていた。僕とは家が近くで、
すごく仲良しだった。合唱団の練習は朝と放課後あったので、
学校で一緒にいられるのは2時間目のあとの休み時間だけだった。
その時には、歌った歌のこととか、男子1人だけだけど、
女子がやさしくしてくれる、とか、今度1曲だけ伴奏をすることになったとか、
本当にいろいろな話をしてくれた。登下校の時はいつも一緒だった。
ある日の放課後、合唱団の服装の話になった。僕の学校の合唱団には、
白いブラウスに赤いリボンネクタイ、紺色のスカートのステージ衣装があった。
市内の小学校の合唱団では、ステージ衣装がある小学校は、他にはなかったらしい。
「本番は、女子と同じ格好をするの?」と僕がゆうに聞くと、
「うん、そうだよ…。おんなじ格好するよ。
『皆でステージに立つんだから、他の子と同じ格好をしなさい』って、
先生もそう言ってた…」
「それなら、スカートをはいて歌うんだね」
「うん…」
「恥ずかしくないの?」
「少しはね…、でも、そういうの覚悟で合唱団に入ったから、気にしてないよ」
今なら絶対にあり得ないが、当時は、そういう『みんな同じ」という考えが
結構あって、子供も親も、先生が言うことは絶対…という風潮が強かった
そんな時代だった。
その日は遊ぶ約束をしていたので、家にカバンを置いてからゆうの家に行くと、
ゆうが、白いブラウスにカーディガン、ハイソックス、
紺色のサスペンダー付きのチェックのプリーツスカートという格好で、
姿を見せた。ゆうの母親がそばにいて
「どう?ひろ君、似合ってる?」と、僕に聞いた。
お世辞ではなく、すごくかわいかった。そう思ったままを伝えると、
ゆうは母親と顔を見合わせてにっこりと微笑んだ。そして、
「ありがとう、本番ではスカートをはくから、ママが『お家でも
スカートをはいて練習しなさい』」って…」と言った。
「ゆう、スカートはいていると、どんな感じ?」と聞くと、
「すごくスースーしていい気持ちだよ、はいたばかりは恥ずかしかったけど、
今はもう、慣れてきたよ」と言っていた。
「ゆうちゃん、しばらくの間、その格好でいる?」と母親が聞くとゆうは、
「うん…」と頷いた。
「ひろ君、僕のお部屋で遊ぼう、さあ、上がって…」…ゆうが言った。すると、
「ゆうちゃん、スカートをはいているのに僕って言うのはおかしいわよ」と、
母親が笑った。
「あ、そっか、そうだよね…私のお部屋で遊ぼう」…僕は、ゆうと手をつないで
階段を上がっていった。
 
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
8
投稿者:浩史
2017/08/23 12:02:33    (3mcDbrHe)
「ゆう、女の子だったんだ…」
「うん…ごめんね、今まで黙ってて…ゆう、ここについてても
女の子だもん…」
「ゆう…」僕は、ゆうのことが何だか急に愛おしくなり、
ゆうの体をぎゅっと抱きしめた。女の子の格好をしたゆう、
でも抱きしめながら感じる匂いは、
僕が小さい頃からずっと知っているゆうの匂い、
僕が何より大好きな匂いそのものだった。
ゆうが、僕の腕の中で言った。
「ひろ君、もし、このまま僕が女の子になったとしても、
このまま僕と、今までと同じように、
ずっとずっと一緒にいてくれる?」
「うん、一緒にいるよ…男の子でも女の子でも、
ゆうはゆうだもん。当たり前のことを聞くなよ…」
そう言いながら、なぜか僕は、涙があふれてきた。
僕たちはしっかりと抱きしめ合った。
「ひろ君、大好き…」
「僕もだよ、ゆう…」
僕とゆうは、自然の成り行きで唇を重ねた…。
僕の、そしてゆうにとっても、記念すべきファーストキスだった。
僕たちは、並んでベッドに座った。
「ひろ君、ゆうが僕っていうの、今日で最後だよ…」
ゆうが言った。
「あとね、ひろ君とは、今までは幼馴染で親友だったけど…」
僕は、ゆうを見た。
ゆうの顔が何だかいつものおどおどした感じではなくて、
何か決然としているのを感じた。
「今日から、わたしは、ひろ君の恋人だよ…」
僕たちはもう一度抱きしめ合い、唇を重ね合った。

7
投稿者:かな? ◆XOOefFvNa2   kana-kana.04
2017/08/22 09:45:06    (q/aoRctt)
あー、めっちゃいい所で終わってる。
じらさないでくださいよぉ~。(´Д`)
続き、お願いします。m(_ _)m
6
投稿者:(無名)
2017/08/20 06:12:27    (NiQ5oEWZ)
うーん。少女のかわいい姿が浮かんでいます。
続きをお願いします。
楽しみにお待ちしています。
5
投稿者:さやか
2017/08/19 12:56:30    (9HM0YBd6)
スッゴク興奮します!
続き、必ず!
お願いします♪

4
投稿者:浩史
2017/08/19 06:04:57    (QR24dYjm)
ゆうの部屋に入った。僕たちは、つないでいた手を離し、
並んでベッドに腰を掛けた。
今日は何か、いつもとは空気が違う感じがした。
いつも見慣れているゆうの部屋は、いつものように、きちんと整理整頓がされ、
まるで女の子の部屋みたいだと、当時はいつも思っていた。
でも、この日は、ゆうは女の子の格好だったので、その部屋の雰囲気が、
ゆうの今の格好と、違和感なく見事に溶け合っているような印象を受けていた。
「それにしても、しっかり女の子の格好にしたんだな…」
僕はそう言いながら、隣に座っているゆうのスカートを、おもむろにめくった。
一方では、今はゆうはこんな格好をしてはいるが、親友の僕にだけ、
私服の上からただ着て見せたかっただけなんだと思っていた。
スカートをめくり上げたその視線の先に、下着のスリップと、
女の子用の純白の無地のパンツが飛び込んできた。
「あん…嫌ん…ひろ君、恥ずかしいよ、今、スカートの下は下着なんだから」
ゆうが、顔を真っ赤にしながら言った。ゆうは、ここまで本格的なんだ、
ここまで本気なんだ、僕はそう思った。
「ご、ごめん…」僕は、ゆうがここまでするとは全然思ってなくて、
女子の洋服に興味がある男子が、ちょっとだけ着てみる…そんな感じかと思っていた。
「ゆう、下着まで全部、女の子と同じにしたんだね…」そう言うと、ゆうはこっくりと頷いた。
「そうだよ…せっかく女の子のお洋服を着るんだから、全部女の子にしなかったら、
意味がないでしょ」そう言いながら、ゆうは自分で自分のスカートをめくって、
中を見せながら、にっこりと笑った。女の子の洋服や下着は、
母親が買ってくれたらしい。
「それでね、この衣装を、コンクールの本番に着るんだよ…」
ゆうが、カーディガンを脱いで、僕の前に立つと、自分の着ている白いブラウスと、
紺色のプリーツスカートを示しながら言った。
「そうなんだね、かわいい格好だね…本番には、みんなで見に行くね」
「うん、入賞できるように頑張るから、応援してね」
僕は今は、そんなゆうをクラスの女の子の、誰よりもかわいいとさえ思っていた。
その時、ゆうの母親が入ってきた。
「ゆうちゃん、ステージ衣装、そろそろ着替えましょうか。
スカート丈とかサスペンダーの長さとか、大丈夫?
動きにくいところとかはない?」
「うん、大丈夫だよ、ママ…」
「さあ、今度は、スカートとブラウスとスリップ、自分で脱いでみて。
しわにならないように、このハンガーにかけるのよ」
「うん、わかった」
「着替え、ここでいいわよね、ひろ君なら見られても恥ずかしくないわよね」
「うん、大丈夫…」
ゆうが、座っていたベッドから立ち上がった、
スカートやブラウス、スリップをさっと脱いで、手早くハンガーにかけるゆう。
たちまち、パンツ1枚に姿になったゆうの姿が、なぜかすごくまぶしく思えて、
見てはいけないものを見ているような、そんな気持ちもしてきた。
「ママ、パンツも脱ぐんだよね」
そのゆうの言葉を聞き、すごくどきっとする僕。
同じ男なのに、どうしてだろう…。
「ゆうちゃん、着替えはおズボンにする?スカートにする?」母親が言う。
「それによって、パンツもはきかえましょうか…」
僕は、ゆうがどんな答えをするか、ドキドキしていた。ゆうは、
「ママ、スカートはきたい…この間買ってもらったワンピース、あるでしょ」
「いいわよ、今日は少し暑いから、ワンピース、いい気持ちよ。
でも、もうすぐ夕方だから、涼しくなるかもしれないから、キャミソール、
中に着ましょうか…」
「うん…ママ、お髪、解いてもいいでしょ」
「いいわよ…」
まるで、1人の女の子が母親と会話をするような、そんな感じに思える僕だった。
男子ではクラスで一番大人しく、言葉遣いも女の子っぽいところがあるゆう、
それはもう、幼い頃からの話ですっかり慣れっこだが、
今日は何だか、本物の女の子が目の前にいるような、特別な気分がしていた。
ステージ衣装とスリップがかかったハンガーを受け取ると、母親は下に降りて行き、
部屋にはまた、僕とゆうの2人だけとなった。
数分間の沈黙が漂った。
「ひろ君、どうかしら…」
その声の方を見ると、クリーム色の花柄のワンピースを着た1人の女の子が、
目の前にかわいらしい微笑みを浮かべながら立っていた。
僕は、女の子になったゆうに、しばし見とれていた…。
感動で、言葉が出てこない…こんな気持ちになったのは、今日が初めてだ。
「ゆう、すごくかわいい…何だか、本物の女の子みたい」
すると、ゆうが言った。
「だって、わたし、女の子だもん…」
3
投稿者:(無名)
2017/08/18 14:07:52    (pT39cmRc)
続きを待ってます。
2
投稿者:(無名)
2017/08/17 09:28:05    (UE8Tduhy)
続き、期待してます♪

レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。