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2010/07/05 06:23:07
(6WsSLNhJ)
砂場で遊んでいたらパパとママから、「そろそろ行くから、手を洗ってき
なさい。ここで待ってるから…」って言われました。僕は、トイレの近くの洗
面所まで行き、手を洗いました。
手を洗いながら前の鏡を見ると、かわいい女の子が写っていて、「これが僕
なの?」ってちょっとびっくりしました。誰かに見られているようで、すご
く恥ずかしかったです。僕は、早く手洗いを済ませて、パパやママのところ
に戻ろうと思いました。
手をよく洗ったあと、洗面所を出たところでハンカチで手を拭いている
と、知らないおじさんに話しかけられました。「お嬢ちゃん、何年生?」
と…。僕は「3年生です」って答えました。あと、学校名とかお名前も聞かれ
たので、教えてあげました。そんなことをすれば、今なら間違いなく通報さ
れますが、当時は、声かけくらいでは不審者扱いなどされない、そんな時代
でした。「薫ちゃんは、スカート好き?」「はい、大好きです」「ズボンとス
カートどっちが好き?」「スカートです」「今、スカートの下にブルマ(当時
はスカートの下に見えてもいいようにブルマをはく子がけっこういたそうで
す)はいてる?」「いいえ、はいてないです」「じゃあ、パンツだけなんだ
ね」「はい」「パンツ見えちゃっても平気?」「はい、大丈夫です」「でも、薫ち
ゃん、スカートよく似合ってるね。すごくかわいいよ」「ありがとうございま
す」「最近は、おじさんの住んでる近くでは、スカートはいてる女の子、あ
んまりいない感じだけど、薫ちゃんは毎日スカートはいてるのかな?」「は
い、いつもスカートです(って思わず嘘をついちゃいました)」「そうかそう
か。でも、薫ちゃんってすごい女の子らしいんだね」「(微笑み:あは、女の
子に見られてる。本当はおちんちんついてるのに…)
「今日は誰と来たの?」「あの、パパとママと僕できました(あ、僕って言
っちゃった…まずいよね)」「薫ちゃん、自分のこと、僕って言うんだ」「は
い、時々…(失敗!今度から私にしよ…)」「でも、そういうのかわいいね。
そんなに女の子らしくてスカートはいてるのに、自分のこと僕なんて」「で
も、女の子なのに(あは、自分で言っちゃった!)僕って、おかしいよね(い
つの間にかおじさんに対する言葉遣いがタメ口になっていました)」「うう
ん、今、そういう子、多いからね。薫ちゃんは、見た目、すごく女の子らし
いから、僕って言うとかえってかわいいよ」「(微笑み:逆にほめられちゃっ
ら…どうしよう…)「今日の洋服はよそ行きなんだね」「はい、いちばんのお気
に入りなんです(スカート、他には持ってないのに…)」…などとお話をして
いるうちに、何だかすごくどきどきして、恥ずかしくなってきた僕でした。
「ではそろそろ、失礼します」って言うと、「薫ちゃん、おじさんと握手し
ようか」と、おじさんから言われました。「はい」と言いながら、そっと手を
出しました。おじさんの手は大きくて暖かかったです。
そうやって、おじさんとお話や握手をして、おじぎをしてその場を離れ、
パパやママのところに行きました。「けっこうお時間かかっていたね」って言
われました。パパやママに、おじさんとお話していたことを伝えると、「そ
うなんだね。おじさんから女の子に見られちゃったんだ」「よかったわね、薫
ちゃん、優しいおじ様で…。でも、今は、どこからどう見ても女の子ですも
の」「そうなの?僕、じゃなかった、私って、女の子なの?(私って言っちゃ
った…)」「あらあら、僕から私になっちゃったのね」とママ。「もう、しっ
かり女の子だね…」とパパも…。僕は、何だか、女の子になってることが楽し
くなっていました。さっきまであった「恥ずかしい」とか「どきどき」した気持
ちは、いつの間にかどこかに行ってしまって、その分嬉しい気持ちがうんと
出てきていたんです。
「さあ、そろそろ車に戻ろうか」…パパがそういったその時、ママが「あ、あ
そこにいるおじ様、さっきお話していたおじ様でしょ」と僕にいいました。そ
っちを見ると、おじさんがこっちを見て、僕に手を振っていました。僕も、
おじさんに向かって手を振り返しました。パパとママはおじさんに向かって
おじぎをしていました。僕のドライブは、まだまだ続きます。
…続く…