2020/08/21 11:12:25
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由紀さんと再会して、車の中で2年半ぶりのキス、ホテルの部屋に入ってもベッドまで待ちきれずにドアを閉めてその場でまたキス。
お互いの感情を確かめ合うように激しく舌を絡め、互いの唾を吸い合い飲み干し、離れた唇からはヨダレの糸が……
ベッドに行ってからは、何度も何度もクンニし合い、互いのマン汁を吸い、舐め、またキスをして、お互い何十回と逝ったかわからなかった。
お互いの愛を確かめ合った………そう思ってたのに。
ホテルを出て、アパートまで送ってもらった。
車を降りる時、キスしようとしたら避けられたんです。
え?って思っていると、由紀さんがお財布からお金を出して私の手に握らせてきたんです。
「何、これ?」
私は、由紀さんの顔を見つめて聞きました。
「お願い、今旦那と上手くいってるの、あなたとの事がバレて壊したくないの……だから」
ショックでした。
「口止め料…って事?由紀さんは私の事そんな風に思ってたの?私、由紀さんと会えなくなってからも誰にも抱かれてないよ。由紀さんじゃなきゃって、由紀さん以外となんてもう考えられないよ」
由紀さんは黙ってうつむいていました。
「ねえ、本当に駄目なの?私、部長の部下だよ、由紀さんと会うのに不自然なんてないよ、私女だよ、浮気なんて思われるわけないよ、それに部長にバレたら困るの私も一緒だよ」
「……………」
「私にレズの素晴らしさ教えてくれたの由紀さんだよ、責任とってよ、私をこんな風にした責任を!」
黙っている由紀さんに、責めるような言葉を浴びせてしまいました。
しばらく沈黙が続き、私も頭が冷えてきて、
「ごめんなさい、ちゃんと家庭があるのに迷惑だよね、分かった、もう会わない、これっきりにする、じゃあ、おやすみなさい」
沈黙に耐えられなくなった私は、逃げるように車を降りました。
玄関の前で泣いていると、いきなり後ろから抱きつかれました。
「ごめんね、ごめんね、私も有希ちゃんと一緒、私も有希ちゃんのことが忘れられなかったの」
そう言って、由紀さんは部長に電話したんです。
「あなた、ごめんなさい、由紀ちゃんと盛り上がっちゃって、由紀ちゃんの家まで来ちゃったの、今夜はそのまま泊まってもいいかしら?」
え?って思いました。
電話を切った後、
「泊まっていいって、ねえ、今夜はこのまま泊って行ってもいいでしょ?」
「もちろん!」
玄関のカギを開け、中に入ると由紀さんに抱きしめられキスをされました。
「ごめんね、ごめんね、もう離さないわ」
そう言って、何度も激しく私の唇を、舌を吸い尽くすんです。
ホテルであんなに愛し合ったのに、朝までベッドで、お風呂で、そしてまたベッドで、何度も愛し合いました。
次の日が土曜日でよかった。
目が覚めると、目の前に私の顔をずっと見つめている由紀さんの顔があった。
「おはよう、有希ちゃん」
本当に再開したんだって、由紀さんの腕の中で目が覚めた喜びに、私は由紀さんに覆いかぶさりキスをしました。
そのまま、寝起きのセックス……本当にエッチですよね、私って。
由紀さんが帰る時、
「明日は旦那ゴルフでいないの、うちに遊びに来ない?」
もちろん、OKに決まってます。
私の幸せが始まった瞬間でした。