2021/04/04 14:13:04
(jS5km0EQ)
相席になった親父と、飲み始めた。
「魚食べられますか?」
「はぁ、大丈夫です。
けれども高いからぁ(。>д<)」
「ここはご馳走するんです。
すいません、お造りをお願いします。」
って注文してしまった。
僕は、目の前の親父の顔をじっくりと見た。
もしかしたら初めて僕のちんこを舐めた親父さんではないだろうか?
あの時暗がりだったし、気持ちいいので、
その人の顔を見ていなかった。
酔っぱらう前に、聞こう。
「あのぅ、僕の事知ってて、相席に誘ってくれましたね。」
「やっと思い出してくれましたか
(*´∀`*)」って親父さんは、ニコニコの顔つきになった。
やっぱりこの親父さんだったんだ。
「あれから見かけないね?
あそこは、オス達の戯れる闇だからって怖くなったか?」
「いえ行きたいんだけども、遠くて行けません。」
「ご自宅が、この近く?」
「いえ、もっと田舎です。」
「私の自宅は、この近くです。
良かったら、家に来ませんか?
つもる話も、ここでは話にくいでしょう?」
って誘われる。
ちょうど刺身の盛り合わせが、食べ終わった頃のほろ酔いだった。
「急に家に行って御家族が、迷惑ではぁ?」
「私現在は、単身赴任なので独り暮らしですよ(*´∀`*)
遠慮なさらず、お越しください。」って誘われる。
妙な安心感から、誘われるままタクシーに乗った。
乗ったら直ぐ到着した。
歩いても、10分かからない。
それも最新式の高層マンションです。
この人のどんな会社に務めてるんだ?
単身赴任なので、ポロポロアパートだと思ってました。
玄関のオートロックを、するのは指紋認識だった。
「おっと、皮膚が膨らんでるか?」
ならばと服装を整えた。
カメラに向かい帽子を脱ぎ素顔を認証させた。
なんと顔認識システムのロックは、初めて見ました。
「ここセキュリティが、厳しくてね。」
ってフロアーに歩く。
「お帰りなさいませ。」ってコンシェルジュが、頭を下げた。
「部下を、泊まらせる。」
「申し訳ありません、その方の会社とお名前の記入をお願いします。」
「Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!」って、仕方なく名刺入れを出した。
会社名、所属、名前とまるで本社の受付みたいだった。
「少しお待ちくださいませ。」ってコンシェルジュは、部屋のパソコンでの検索を始める。
「〇〇様4月からは、物流管理課の課長代理ですね(*´∀`*)
昇進おめでとうございます。」
「えっ((゚□゚;))僕が、課長代理ですか?」
ってびっくりです。
だってまだ辞令もらっていませんよ。
「だから管理者としての心構えを、指導する為に来てもらった。」
「部長は、若手の育成には本当にご熱心ですね。
よろしくお願い致します。」ってやっと入館できました。
エレベーターで、かなり上昇した。
その間にドキドキです。
だってこの親父さんは、同じ会社の部長さん?
コンシェルジュの対応だとかなりの役職みたいだった。
完全に固まった僕だった。
部屋に入ると、部長はニコニコ顔つきです。
「驚いたか?」
「あのぅ、あなた様はぁ?」
「あっ、私の名刺見せておくよ。
君も、規約知ってるね。
あげる事は、できないよ。」って預かった。
「株式会社〇〇取締役人事部長の〇〇〇〇」
ってびっくりです。
我が会社の本社の取締役だった。
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
「はい、会社では、君の上司の部長です。
まぁ今は、君の言う通りの変態親父だ。」
って名刺を、回収した。
「申し訳ありません。
本社の部長さんとは知らず知らず無礼な数々は、お許しください。」って膝ついてた。
「かまわんよ(*´∀`*)
普段は、性癖を隠して生活している。
だがな、たまに抑えキレない。
だから映画館などで君みたいな若い男の子を食べたくなるんだ。
上層部も、いろいろ変態親父が、多い。
がっかりしないで、欲しい。
一般職で、打ち明けたのは、君だけだ。」
「あっ((゚□゚;))
えつとぅ、英雄色好むなんとか?でしたっけ?」
「おぅ、政治家や医者、弁護士は抜群の能力を持った人ほど変態が多い。
私など小物だがな。」って笑っていました。
「あのう、物流管理課長代理って役職はなんでしょうか?」
「現在は、君は在庫管理をしているね。
それをデータ通信しているね。
現在の課長遅れがちなんだ。
それと細かい事は、あまり説明下手くそだ。取締役はわからん。
直属上司を貶してすまん。
だから君が、代わりに来て欲しいんだ。
現在の課長は、現場人員管理と在庫管理するだけで、手いっぱいなんだ。
本社取締役への説明と決済が、遅すぎる。
これては、無駄が、解消されない。
そこで、行動力のある若手が必要です。
まぁ、我が会社の経費削減と協力会社と本社の橋渡し業務するお仕事ですよ。
理解できた?」
「う~ん、半分くらいはわかりました。」
「課長の横で、パソコン操作して、データ化の手伝いをしてあげてください。
本社や協力会社からの交渉にも、同席する。〇〇課長を、応援して欲しいんです。」
「それならばいつも残業して応援してますよ。
あっ、ため口ごめんなさい。」
「ため口かまわんよ。
そしてもっと頻繁に本社に、説明に来て欲しいんだ。」
「う~ん?」って唸る。
「ため口上等何でも、不安と疑問を言ってみなさい。」
「東京に頻繁に行く事は、かまわない。
むしろ嬉しいんです。
しかしながら取締役の方々に帰社を待つ、
時には、翌日まで会えない。
やむを得ずビジネスホテルに泊まり翌日説明して、決済を頂く。
そんな面倒くさは、高齢の課長にはきついんです。
パソコンだって、60歳のおじいちゃんには、老眼鏡かけてかわいそうですよ。
ここだけの話しですよ。
僕の在庫管理表は、去年高校卒の女の子に、
経理のお局に相談許可してもらってます。
打ち込みしてもらってます。
彼女ならば、30分たまらずで終わる。
課長は、半日以上化かかる。
その代わりに経理の決済の交渉と承認は、
僕が、積極的バックアップしてます。
内の支店は、各部署協力体制で、進めている。
1番厄介なのが、本社報告の時の僕のビジネスの宿泊代金ですよ。
毎回ネットで、安い宿探し、危ないと思いながらのあの映画館での、仮眠ですよ。」
「あそこ寝れるか?
危険だ。
確か足止めの宿泊は、バカにならんね。
いっそ君は、東京に引っ越すか?」
「えっ((゚□゚;))僕ですか?」
「本来ならば課長の〇〇さんが、単身赴任の対応策です。
ところが彼の奥さんと高齢の父母が、同居している。
彼を、移動させるのは、残酷だ。
それならば君は、移動できないか?」
「僕は、独身だし住む所さえ有れば構いませんよ。」
「わかった、ならばこういう役職は、どうだ。
本社人事部の課長、西日本地区統括課長にするか?」
「それって〇〇支店から、動いてしまう。
僕の調整役誰もできませんよ。
我が支店は、高齢化進んで皆さん残業など
協力してくれない。
〇〇支店から、離れるならば、断る。」
「そう意固地になるな。
拠点が、本社です。
更に関東地区課長の調整リーダーになってもらう。
特に〇〇支店を中心に動いてもらう。
〇〇支店に来た時には、この部屋に泊まれ。
君は居住が、2箇所となるな。
また統括する立場なので、各支店周りもしてもらう。
君は、自分の支店しか知らないけれども、
どこの支店も同じように激務なんです。
ちょこちょことした本社報告も、予定のやりくり大変と聞いている。
各支店の支店長や課長の報告書を預かり本社に提出する。
それって現在の〇〇課長と同じように苦しんでいるんです。
う~ん、言葉悪く言えば、こまずかいの立場に使われる。
西日本の支店全体の不正や問題点の指摘する隠密役職みたいかなぁ?
何せ私の直属部下だから、日本全国を飛び回ってもらう。」
「えっ((゚□゚;))、他の支店のこまずかいとあら探しですか?
そんなぁ(。>д<)」
「大丈夫だ。
不正をしている支店は、現在ない。
君の現在の〇〇支店の課長と同じように課長職は、高齢化していて全国的に危ない。
なので若手で、テキパキ動く若者がどこでも欲しいんだ。
必ず感謝される。
ほれこの社内報見てご覧よ(*´∀`*)」
って見せられた。
それは現在の課長の私記報告だった。
内容に僕の事が、書いてあった。
「あの若者は、体力、知性、行動力、いろんな面で、素晴らしい。
そして思いやりのある優しい性格です。
どれだけ我が支店が、助けられているか感謝しきれない。
本来ならば、彼みたいな人材は独占せずに、他の課長の方々のサポート役として羽ばたいて欲しい。」
って絶賛してあった。
「これ次の社内報の雑談編ね。」
「〇〇支店課長の部下の〇〇君を、しばらくサポーターとして我が支店に転勤させる事はできないか?
◎◎支店支店長代理兼課長の〇〇」ってその他の各支店から同じような文面の投稿が、たくさん記載してあった。
全国の社内報からの希望泊まれ要望が、
ずらりと同じように希望されていました。
「これはぁ((゚□゚;))」
「〇〇支店の課長が、どれだけ君を、助けられているかの自慢話だよね(*´∀`*)
そうしたら全国からの、支店長や課長が羨ましい。
やきもき焼いて、本社に詰め寄った。
しかしながら君の身体は、1つです。
短期間とて転勤の連続は、させられない。
だったら本社勤務にして、指令出すから、
全国を飛び回って会社の活性化をして欲しい。
この件は、既に取締役会の承認取れた。
後は本人の意思確認のみなんだ。
どうだ我が会社の為に、力貸してくれんか?」
「う~ん、実は僕は、変態になり始めたんです。」
「私の同じ性癖だろう?」
「はい(>д<*)」
「そっちの方は、私が、安全な方向に導いてあげる。
この役職には、どうしても酒と女と金がどろどろの世界に飛び込む事になる。
実は君の身辺調査も、終わった。
まぁ不倫関係の精算も含めて、任せなさい。
けして悪い様にはしない。」って言われた。
仕事の面では、チャンス到来です。
しかしながら精力の発散するバランスが、
できるか?
凄く心配だった。
でも断れる状況ではなかった。
「わかりました。
僕が、どこまでできるか?
チャレンジしてみます。」って答えた。
そんなわけで、4月から本社勤務になった。
現在荷ほどしながらこれ書いています。