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2011/04/26 16:31:17
(B6RlAz14)
私の年齢は五十七才です。
六つ年下の妻と結婚して二十六年になります。
子供はいません。
この年齢になるまでは、ごく普通の生活をして
いましたし、妻以外の女性ともいろいろありまし
た。
むしろ、ゲイの世界なんてまったく異質のもの
で、自分の趣味には全然合わないと思ってました
し、同性に愛というか欲情を感じたことはただの
一度もありませんでした。
それが、つい二ヶ月ほど前の異質な体験で、私
はゲイの妖艶というか淫靡な世界に瞬く間に引き
込まれることになったのでした。
実は、私たち夫婦は一年ほど前から子供がいな
いのを幸いというか、夫婦交換(スワッピング)の
世界に足を踏み入れ、インターネットとかでその
ような嗜好の方と何回かの体験をしているのでし
た。
…そうして三ヶ月ほど前のある時知り合った四
十代半ばのご夫婦と、ホテルで何度かの交換遊戯
を重ねたある日、相手の男性から、次回に会う時
はもっと刺激的なシチュエーションにしません
か?との提案があり、私は彼に任せると応えまし
た。
四十五才の彼の提案はこうでした。
私たち夫婦二組ともう一人の男と五人でホテル
の室に入る。
そしてもう一人の男が強姦魔になり、二人の夫
を動けないように縛りつけ、その前で妻たちを陵
辱するということでした。
その配役にうってつけの精力絶倫の男に心当た
りがあり信用できる人物というので、私たち夫婦
も同意しました。
照明の暗い喫茶店で五人で待ち合わせて、私た
ちはホテルの一室に入りました。
その喫茶店で強姦魔になるという男を紹介され
たのですが、年齢は四十二才とかで見るからに筋
骨隆々としたがっしりとした体型をしていて、寡
黙な感じの男でした。
スワッピングルームは中で二つの室に分かれて
いて、いつもなら他人の妻と他人の夫に分かれて
それぞれの室に先ずは向かうのですが、今回は同
室でという設定のようで、強姦魔になる彼が別室
に一人入りました。
二組が衣服を脱ぎ終えた時でした。
突然ドアが開きサングラス姿の彼が手にナイフ
のようなものを持って押し入ってきたのでした。
それからのしばらくの時間の詳細はここでは割
愛します。
強姦魔の彼は私たち男を予め用意していた縄で
雁字搦めに括り、ダブルベッドの端に並んで転が
され、その眼前で私の妻ともう一人の妻を激しく
淫らに陵辱したのでした。
そしてその後でした。
女二人ともう一人の男が別室に連れ込まれ、私
一人だけがそこに残されたのでした。
男は黙ったまま動いて、私をベッドの中央に置
いて一旦緊縛の縄を解いたかと思うと、またその
縄を使って両手首と両足首を括り、ベッドの四方
に固定してきたのです。
何が始まるのか?と怪訝な顔になった私に、
「これからな、あんたを犯してやる。男の世界
をたっぷりと教えてやるよ」
と突拍子もないことをいってきたのです。
「な、何をするっ。そ、そんな話は聞いてない
ぞ!」
私は狼狽えました。
しかし体の自由は完全に束縛されていて抵抗も
逃げることもできませんでした。
慌てて発案者であるパートナーを呼ぼうとした
私に、
「ふふ、もう一人は睡眠薬でぐっすりお休みだ
ぜ。それとも奥さんたちを呼ぶかい?」
男の手で男の自分が陵辱されるところを女たち
に見られるのは堪えがたいと思って、私は声をな
くした。
筋肉の塊りのような男が自由の効かないの横に
添い寝してきたかと思うと、私の下腹部のものを
いきなり掴んできた。
もちろん私のものは勃起状態ではなかった。
男の舌が私の胸を這い回ってきた。
「………!」
声が出なかった。
乳首のあたりに丹念に男の舌が這っていた。
下腹部のものは握られたままだ。
両手両足の自由が効かない私は男にされるがま
まだった。
「勃ってきてるぜ、お父さん」
長い時間がたって男が乳首への執拗な愛撫を続
けたままいってきた。
そんな馬鹿な!と私は男の揶揄言葉を打ち消そ
うとしたが、下腹部のものが硬くなってきている
のを実感させられていた。
相手は男なのに!
どうしてだ?
狼狽を益々大きくしている私の顔に男の顔がい
きなり覆い被さってきた。
あっという間に唇を重ねられた。
「むむっ…ぐぐう」
呻き声を出すのに開いた私の口の中に、男の部
厚い舌が間髪を入れずに潜り込んできていた。
男と男がキスするということなどは言語道断の
ことだと確信に近く思っていた。
ヘドが出て虫唾が走るものだと思っていた。
ついさっきまでのことだ。
男の舌が私の口の中で自由自在に動き回ってい
た。
私の怯えた舌を上手に掬い込むようにして捉
え、くねくねと卑猥に捏ね回してきていた。
目を固く閉じたまま私はその屈辱に堪えようと
していた。
男の唾液が私の喉の奥に入って流れ落ちた。
「愛しているよ、お前」
男は一度唇を放して私の耳元に囁くように熱い
声でいった。
そしてすぐにまた私の唇は塞がれた。
私の背筋に何かが強く走った。
私は男の舌に自分から応えていっていた。
ああ、犯して、犯してほしい…。
もっと、もっと激しく抱いてほしい。
気持ちの中のどこからそんな思いが湧き出てき
ているのかわからなかった。
唇を重ねてきている男がいとおしかった。
ああっ…わ、私。
心の中で私は女言葉で愉悦の声を出していた。
下腹部に淫靡な興奮が集中していた。
ああっ…ああ。
…それからしばらくしてから、私を拘束してい
た縄がすべて男によって解かれた…。
続く