1
2011/02/21 22:27:21
(vLe8m5Sd)
ヒロといいます
26歳のデザイナーです
去年の話です
当時詳細に記した日記が古いケータイから出てきたので、保管しながら投稿し
ます。
僕は当時付き合っていた彼女と一泊二日のスノーボード旅行に行く予定だった。
しかし、彼女が出発日前日にインフルエンザにかかってしまい、予定はキャンセ
ル。
当然キャンセル料金も発生するため、彼女の分のキャンセル料金だけ支払い、仕
方ないので僕一人で行く事にした。
仕方なく行ったものの、基本的にスノーボード自体が大好きである事と好天に恵
まれた事で、僕は一人旅を充分に満喫できた。
初日は12時にゲレンデに到着し、昼間から夕方までぐったりするほど滑ってホ
テルへと戻りウエアから私服へ着替えをすませ、チェックインの手続きも終え
た。
後は温泉に入って部屋でゆっくりできるぞ!とロビーでタバコを吸っていると
ちょうどスキー場から帰ってきた男性が僕の横に腰掛け、話しかけてきた。
「いや~、雪でライターがダメになっちゃって。貸してもらえないかな?」
「いいですよ」
僕がライターを差し出すと、彼はグローブを外し、旨そうに白い息と一緒に煙を
吐き出した。
「今からチェックインですか?」
「いや、僕は昨日から泊まってるよ2泊3日だから、明日帰るんだよ」
「あ、僕も明日帰りです。僕の場合は一泊ですけどね」
彼は、テツヤさんといい、病院の総務課に務める37歳で、髪は前髪は眉にかか
るくらい、横も耳にかぶるくらいので、無造作にセットされており、いかにも爽
やかでお世辞にも美形とは言えないが、とても清潔感のある、感じのいい男性
だった。
彼はスノーボードが好きで、仕事で纏まった休暇がとれるとこうして一人で滑り
にくるらしい。いかにもスポーツマンらしく、30代後半とは思えない若々しさ
だった。
そんな具合で軽くお互いに自己紹介をすると彼は
「ライターありがとうね!」
といいロッカールームに向かった。
僕は温泉に入ろうと思ったが、なにより昼も食べずに滑っていたため、なにより
腹が減った。
部屋で軽くシャワーを浴び、浴衣に着替えて食堂に夕食を食べに行った。
夕食を終えて、部屋に戻るとどっと疲れが押し寄せてきて
ベットに横になるとスグに眠ってしまった。
目を覚まし、僕は焦った!まだ温泉にも入ってない。買い込んだビールも飲んで
いない。
このままじゃあ勿体無すぎる。
しかし、時計をみて胸をなでおろす。
未だ23時
温泉は24時間開いているらしい
僕は起き抜けにビールを一本あけると、大浴場に向かった。
時間が23時半という事もあり、大浴場は空いていた
というより僕一人の貸切状態だ。
とても気分よく大浴場の一番奥から外に出て露天風呂に浸かっていると、さっき
飲んだビールも手伝ってうとうとしてしまった。
妙な感覚にハッと意識を戻すと、先程のテツヤさんが横にいた。
「こんなとこで寝てたら危ないよ」
爽やかな笑顔で、親切に起こしてくれた彼。
でもなにかがおかしい…。
寝ぼけてボーッとしていたが
間違いない
彼は右側にいて、左腕を僕の肩にまわし、右手で僕のちんこを握っていた。
ちょうど僕がよりかかりながら彼に腕枕をされているような格好だ。
握ったままで耳元で囁きかける
「よっぽど疲れていたんだね、少し気持ちよくしてあげるよ」
僕はゾッとした。
今までこんな体験は勿論、ゲイとオカマの区別すらつかなかったほど、無縁の世
界だったからだ。
しかし、他人にしかも男にちんこを握られているという事実が何故か心臓の鼓
動を速くする
(いざとなれば突き飛ばして逃げればいい、いや、いざっていつだよ!今だ
ろ!?突き飛ばせ!逃げろ!いや、タイミングを図った方がいい)
などと考えているうちに、彼の手はいやらしく、ゆっくりと僕のちんこを扱きは
じめる。
暖かいお湯の中で僕は勃起し始めていた。
「ちょ…やめてください」
ようやく声を絞り出すと彼はまた耳元で
「やめていいの?硬くなってきてるよ、な~んにも考えないで気持ちよくなって
ごらん?」「ほ~ら…頭をからっぽにして身を預けて」
と言うやいなや、僕の耳たぶをチュパッと吸った。
反射的に僕の身体はビクッと反応し、
「アッ…」
と声がでてしまう。
彼はそのまま僕の後ろに回り、後ろから僕を抱きしめる形で扱き続ける。
その間も
「ほら、身体のチカラが抜けてくるよ…気持ちいい事だけ考えて、ほら、感じる
でしょう」
などと囁き続け、合間合間でみみを舐めたり、耳たぶをしゃぶったりする。
気持ち良かった…
頭で否定していても、身体がピクピクと反応する
そして耳元で催眠術をかけるかのように優しく囁かれ続け、頭まで痺れてなん
だかわからなくなってくる
「ほ~ら、もっともっと気持ちよくなるよ」
(気持ちよくなんかない、僕は男なんかに感じない!)
「だんだん頭がボーッとしてきたね…感じるでしょう?」
(ダメだ…気持ちいい…このまま快楽に…いや!ダメだダメだ!……でも…)
そんな葛藤は続いたものの、僕の中で突き飛ばして逃げるという選択肢は消え
て、彼に後ろから抱かれ寄りかかり、身体を預けてしまっていた…
そして、下半身への刺激はなお続く、扱く手のスピードはどんどん上がり、お湯
の水面がパチャパチャと音をたてる。
「気持ちいいよ…気持ちいいんだ。ほらおちんちんが気持ちいい、おちんちんが
気持ちいい…」
ピチュッ…
ペチャペチャ…
彼が耳元で囁きながら耳を舐める
「おちんちん気持ちいいよ、感じる…そう…もっとしてほしくなる」
(そう…気持ちいい…テツヤさんの言う通りだ…感じる…もっとしてほしい…)
まるで催眠術だ
のぼせて頭がボーッとする中、ちんこに刺激を与えられ、耳元で洗脳するかのよ
うに何度も何度も囁かれる
「んッ…あ…あ…」
声が漏れてくる
「可愛いね…もっと声だしてごらん…気持ちいいです。感じますっていってごら
ん…」
「アッ…んッ…き…気持ち…き…もっち…」
「そうだよ…気持ちいいです。もっとしてくださいってお願いするんだよ…」
「き…気持ち…も…っと…ああっ…」
僕の彼の言葉でいっぱいになっていた。
頭の中で彼の言葉がグルグルグルグル…
気持ちいいですっていってごらん?
感じますっていってごらん?
もっとしてくださいっていってごらん?
(あぁ…言わなきゃ…テツヤさんに従わなきゃ、気持ちいいのが終わっちゃう)
僕は目をトローンとさせ彼の催眠にかかっているかのようだった
ガラガラガラ!!
露天風呂に続く廊下の大浴場側のドアの開く音で僕は我に帰る
人が来る!
僕は逃げるように彼から離れ、露天風呂を出て、入ってくるおじさんとすれ違
い、大浴場、脱衣所と移動した。
まだ心臓がバクバクしている
スグに浴衣を着ると、テツヤさんも脱衣所にやってきて、全裸のまま僕に近づく
と
「ゴメンね、でももし、もっとしたかったら301においで…」
とだけ言い残し、大浴場に戻っていった
僕は自分の部屋203にもどり、全てを忘れようとビールを一気に飲み干した。
でも身体はウズウズする
僕はオナニーをしてこのおかしな欲求を消そうとした。
浴衣を脱ぎ、全裸になってベットの上、彼女の身体を、喘ぎ声を思い出す…
でも快感が高まってくると、テツヤさんの声が頭の中で回り出す
気持ちいいですっていってごらん?
感じますっていってごらん?
もっとしてくださいっていってごらん?
「あぁ…も…もっとしてくださいぃっ…」
ついつい漏れた自分の言葉に驚き、ちんこをこする手をとめる
ダメだ!なんなんだ!
僕はオナニーをやめてビールを煽り、寝る事にした
3本目のビールが空き、いい感じにほろ酔いになってきたが、もう手持ちのビー
ルは無い
フロントの脇に自販機があったはずだ。
僕は紅い顔のまま部屋をでてエレベーターホールへ向かった。
そこで突然思い出す…
「ゴメンね、でももし、もっとしたかったら301においで…」
フロントは1階
僕のいるのは2階
僕の指はエレベーターの上を示すボタンを押していた。