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優しい彼

投稿者:りょう
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2010/08/20 03:16:55 (7NwcBZjV)
骨折したことがありました。

理由は忘れてしまいましたが、大そう急いでいて自転車で細い道から道路に飛
び出し、車にはねられてしまったのです。

ぴゅーっと飛ばされた私は、かかとから道路に落下。
すぐに救急車で運ばれ、緊急入院させられる羽目に。
かかとの骨は、見事に真っ二つ。
しばらくベッドに固定されることになってしまいました。

そんな退屈な入院生活で、たったひとつの楽しみ。
それは、彼が毎日その日の授業内容をノートに取って学校帰りに立ち寄ってく
れることでした。
立ち寄るとは言っても、病院は学校から彼の家へ向かう逆方向。
病院の方向が帰リ道というクラスメイトもたくさんいましたが、彼がその面倒
な役を自ら名乗り出てくれたのでした。

そして、そんな彼の優しさは、私にとって何ものにも代えがたいものでした。
本当に、私のことをすごく大切に思ってくれているのだと実感しました。

来てくれたら1~2時間を一緒に過ごしますが、彼が帰らなくてはいけない時
間が来ると、たまらなく寂しくなります。

ある時、私は帰り際の彼に言いました。
「○○ちゃんにくっつきたい・・・・またいっぱい可愛がられたい」と。
そして、「○○ちゃんのが欲しいよ」と。

しかし、4人部屋だったそこではどうすることもできません。
周りのカーテンを閉めればキスぐらいは可能でしょうが、男同士ではそれも不
自然です。
会話だって、この手の話になるとコソコソと耳元でささやき合うのがせいぜい
です。
「俺だってりょうを可愛がってやりたいよ・・・・でも・・・・今はしょうが
ないよ・・・・」
「うん・・・・わがまま言ってごめんね・・・・」

私の目から、涙がこぼれます。
彼はそれを指先ですくって、周りに目配せしながらササっと自分の口に運んで
すすります。

今考えれば、そんなことができる二人のそれは完全に愛情だったんだと思いま
す。


翌日。
いつものように学校帰りに立ち寄ってくれた彼。
そして、ニヤニヤしながら「今日はりょうにプレゼントがあるんだ」と言いま
す。
「えっ!なになに!?早く見せて!」
彼がカバンの中をゴソゴソと探ります。
そしてそれを探り当てると、照れくさそうに手の中にギュっと握って、私の耳
元でささやきます。

「りょうが欲しがってたやつ・・・・」
「・・・・え?なんなの?」

そっと手渡されたそれ。
それはよくお弁当に入っているような、調味料を入れるプラスチック製の小さ
なボトルでした。
その中身は・・・・
「あ・・・・○○ちゃんのだ!」
私は駆け出したいほど嬉しくて、大喜びしました。
「昨日りょうが寂しいって泣いたろ。俺のが欲しいって。でもそれは無理だか
らさ・・・・だからスゲー考えたんだ。今はこれで我慢してくれな」
「ありがと・・・・」
「今さっき、ここのトイレで瓶詰めにしたばっかだから、新鮮さは保障つきだ
ぜ」

そんな冗談交じりに、照れ笑いしながら彼がウインクします。
「いい?」
「いいよ」
私は掛け布団で口元を隠すと、それを開けてチューチューと吸います。
忘れもしない彼の味が、口いっぱいに広がります。

「まだ少しあったかいね・・・・」
そう私が言うと、「だから新鮮だって言ったろ!」と彼。

ニッコリ笑って布団から手を出す私。
彼はその手を優しく握ってくれたのでした。
 
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2
投稿者:(無名)
2010/08/20 07:59:32    (wVeq5gyh)
ホントに愛情が深いのが解るよ
最近の体験談って、エロだけで興奮しないんだよねやっぱり愛ある体験談が一番興奮します
また、覚えてる体験談あったら書き込みして下さいまた、オナニーしちゃお
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