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二十二才の若者に

投稿者:タケル
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2011/09/23 03:58:30 (8g/tmEip)
私の年齢は五十七才で地方の小さな商事会社のしがない中間
管理職をしています。
 二十数年前に結婚もし子供も二人育て上げ、いまは三つ年下
の妻との二人暮しです。
 きわめて普通の男として普通に過ごしてきて、妻にはいえま
せんが女性との浮気も適度にしてきて、このまま大過なく年を
とり普通一般の男として死んでいくのだと思っていました。
 女性に対する興味はいまも当然ありますし、レズビアン等の
DVDも観たりして興奮したりもしますが、男性同士のいわゆ
るホモセクシュアルの世界には、そういう世界もあるのかとい
う程度の認識しかなく、自分にはほとんど縁のない世界だと思
っていました。
 今年の春までは、いえ、あの若者というか青年との出会いが
あるまでは、全く異次元の世界のことと思っていたのです。
 その若者は今年の新卒採用者として私の会社に入社してきて、
私の管理する部署に配属されてきたのでした。
 山野孝之というすらりとした痩身で背の高い、外見的に普通
にどこにでもいるような青年でした。
 私の直属の部長からその若者の教育指導を命じられ、二人の
コンビで得意先回りから営業接待等をしたりと、私は単純に会
社業務としてこなしていました。
 彼は私の子供よりもまだ若い年齢でした。
 最初の頃は会社のある県内を主とした活動でしたが、二ヶ月
を過ぎた頃に二人での県外出張があり、初めてその若者とビジ
ネスホテルのツインルームに同宿することになりました。
 仕事を終え外で食事をすませ二人で室に入り、買ってきた缶
ビールとツマミでテレビを見ながらの雑談をして、夜も更け私
から先に風呂に入りました。
 そして私が体を洗ってバスタブにゆったりと足を伸ばして座
り込んでいる時でした。
 ガチャリと唐突にドアの開く音がしてふと振り返ると、山野
君が裸になってバスルームに声もなく押し入るように入ってき
たのです。
 私は少し驚いた顔になって全裸の彼を見上げましたが、彼の
ほうは特段に緊張した様子もなく普通に私と目を合わせ、
 「課長、一緒にいいですか?」
 と冷静な声でいって、バスタブにいきなり足を入れてきたの
でした。
 「お、おい…」
 私のほうが少し慌てるようにして伸ばしていた足を引き込め
ると、彼は男二人では狭いバスタブにザブンと湯の音を立てて
、私の正面に座り込んできたのです。
 「課長、…僕、課長のことが好きです!」
 私が何かをいおうとしたその前に、山野君が私の目を真剣な
表情で見つめながら、まるで予期してなかった言葉を吐き出す
ようにいってきたのです。
 「ち、ちょっ…ちょっと待ちたまえ!…な、何をいってんだ
君は!」
 「この二ヶ月間ほど課長とずっとご一緒させていただいて、
僕は…僕は課長のことが死ぬほど好きになりました!」
 「い、いきなり何を…何を一体いってるんだ君は!」
 「僕は…僕は課長が大好きです。課長を…愛してしまったん
です!」
 私のすぐ目の前の山野君のあまりに真剣過ぎる目力に、はる
か年上の私のほうが少し気圧され気味でしたが、話している内
容が私の普通の思考回路では、あまりに突飛過ぎて理解不能な
ことだったので、逆に年上の私のほうが狼狽えきってしまって
いました。
 「一体…君は何を…」
 そこまでいいかけた私に彼は、男二人では狭いバスタブでい
きなり襲いかかるようにして、長い両腕で私を抱きしめにきた
のでした。
 それから私一人が声を荒げながら、気が狂ったとしか思えな
い若者と激しく揉み合いが続きました。
 私は中肉中背で普通の中年のようにやや丸まった体型です。
 若い山野君は痩身でしたが私よりは十センチ以上背も高く、
その体型以上に力が強く、狭いバスタブの中での男同士の長
い揉み合いの果てに、私はいつの間にか彼の胸に顔を押えつ
けられるような姿勢をとらされていました。
 私の首に巻き付いている彼の細い腕の力は相当なもので、
もがき疲れて青息吐息の私にそれを払いのける余力は残って
はいませんでした。
 「課長…課長は可愛いです。思い切り愛してあげたい…」
 山野君がそういって私の唇に唇を重ねてきました。
 「むむっ…むうっ」
 私はいまさらながら自分の身に何がいま起こっているのか
もわからないまま、唇をいきなり重ねられ、そこである限り
の力を振り絞って抵抗しようとしました。
 彼の強引な舌が私の口の中に押し入ってきて、私はただた
だ呻き声を上げるだけでした。
 私の全身は疲労感で一杯でした。
 もうほとんど抗う力もなくなってしまっていて、私は長い
時間彼に唇を吸われ続けました。
 どのくらいの時間がたったのかわかりませんでした。
 彼の長い舌の愛撫を口の中に縦横無尽に受けながら力なく
もがき続けていた私の体と精神に、全く未知の感覚がどこか
らともなく突然に湧き上がってきたのです。
 私は唇を吸われ続けたまま、心の中をさらに大きく狼狽え
させていました。
 平たくいうと男であるはずの私の体と精神が、唐突に女の
それにスイッチが入れ替わってしまったような感覚でした。
 え?
 どうして?
 私は若い山野君にほとんど無抵抗の状態で、心の中で激し
く自分に問いかけていました。
 …さらに時間が経過して、私はベッドの上に全裸でいまし
た。
 私の横に山野君の若い痩身が添い寝していました。
 「たしかタケルっていう名前だったわね?…いい?これか
らあなたは私の恋人になるのよ。あなたと私の年の差は関係
ないの。わかった?」
 これまで見てきた山野君とまるで違う女性的な抑揚のある
声でいわれて、
 「……はい」
 と私はこれまでに一度も出したことのない女の声で応えて
いました。
 何がどうなって、まるで想像だにできなかったこのような
妖しくも淫靡な空気の中にいるのか?
 そのことを考える暇もなく私はベッドの上で、はるかに年
下の若者に再び唇を塞がれ、無様にくたびれた中年の体をあ
ろうことか女として扱われ、目くるめくような愛技の限りを
尽くされ、とことんまで翻弄され身悶えさせられたのだった。
 若い彼の男として固く屹立しているものを口の中に含まさ
れたり、逆に彼から女としてはあってはならないものを口で
愛撫されたりと、全くの未知の愛技は果てることなく長く長
く続けられたのだった…。
        つづく
 
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投稿者:さく
2011/09/23 08:48:17    (KJ/uhftK)
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