翔太くんと僕の出会いは昨年秋でした。前に書いたように、僕はゲイとしては遅咲きですが、昨年頃から自分の性向を明確に認識するようになり、いわゆるハッテン公園に時々行くようになりました。まだまだ初心者なので、警戒心もあったけど、「男の人に抱かれたい」という欲望が抑えきれなくなってました。でも、初心者のくせに、インターネットや本などで事前に耳学問?して、たとえば事前に浣腸して腸内洗浄したり、女性下着を着用して(表面はワイシャツにスラックスという普通の服装ですが)、噂で聞いてたハッテン公園にまず車を運転して行き、近くの駐車場に車を駐めて、夜の公園を散歩しました。でも、最初は誰も人が居なくて、ドキドキしながらも公衆トイレの前のベンチに腰を下ろして「はあ...なかなか思ってたのとは違うなあ....。」などと考えてました。そんな時に、急にトイレの奥の樹木の陰から現れたのが翔太くんでした。僕はドキリとしながらも、僕なんかよりずっと若くて逞しくてカッコいい青年なので、(僕なんかじゃダメだな)と思いました。実は、僕は、年輩のおじさんを想定していたし、僕自身がそういう年輩のおじさんに抱かれたいと思ってました。でも、翔太くんは僕に話しかけてきました。「見慣れないなあ、あんた、初めてでしょ?さっきからオドオドして....ここがハッテン場だってことは知って来てるんだろうけど、経験とかないんじゃない?」と訊きました。僕は、その語り口の優しさに少し緊張感が解れて「あ、うん、初めて来ました。いわば初心者なんで....。」と答えてました。彼はすぐにベンチの僕の隣に腰かけて「あんた、知らないだろうけど、みんな物陰や暗がりから見てるよ。あんたって、素人というかお初みたいな初々しい感じ丸出しだからね。」と、僕の耳元で囁きながら、僕の肩を抱き、「あんたみたいな素人さんは、ここに居ると何人もの爺さんたちにマワされちゃうよ。初心者には刺激が強すぎだ。」と言いながら「ね、俺、車で来てるんだ。今から、ここを出て、二人きりでドライブしようぜ。」と誘いました。そして、結局、彼に誘われるままに彼の車に乗せられて、いわゆるラブホテルへ....。ラブホテルの部屋で、彼に強く唇を奪われ、裸にされて乳首を甘噛みされたり、ペニスを優しく弄られたりして...僕はもう、されるままに悶えてました。「へえ、パンティ穿いてるんだ。可愛いね。」などと言われました。その夜、彼にアナルを捧げました。全く初めてではなかったけど、やっぱり怖かったし、痛かった。けど、彼は、優しく時間をかけて、指で僕の未熟なアナルをほぐしてくれて、彼の固い肉棒をアナルに実感した時、僕は快感や喜びを感じて、彼にしがみついてしまいました。その夜は、一度きりのアバンチュールの筈だったけど、その後、1カ月ほどして僕の勤める会社の取引先の新人営業マンとして、彼はお昼間の会社に現れました。あまりの偶然に僕は腰を抜かしました。僕にはすぐ彼のことが判りましたから。彼もやっぱり同様だったそうです。嬉しいことに、彼もすぐに僕のことに気づいたそうです。その時も、今も、会社で顔を合わせる時はお互いに「お昼間」のビジネスライクな感じで通してます。とにかく、偶然の再会をした、その夕刻には彼に携帯電話で誘われて、その夜、彼の「女」になりました。彼は「あの夜、あんたの連絡先を聞き忘れて、後悔してたんだ。どうしても、また会いたくて、何度もあの公園に行って見たんだけど。」と言ってくれました。それって、半年前のことです。
...省略されました。