昨日は、ついに相互さんと初めての邂逅を果たした。
お互い近況は知っていても、なかなか会えずにいたからこそ、対面の瞬間はとても嬉しくて、思わず大盛り上がり。
その場にはトイボックス初見の人も何人も来ていて、話題が途切れることなく巡っていった。
けれど本当の核心はそこから。
前から互いに嗜好を語り合ってきた信頼が、自然と一歩先へ進ませた。
――結局、ボクたちは「ちんちんの見せ合い」に至ったのだ。
同席していたイタリア人の白人さんも加わり、場は三人に。
そのイタリア人のちんちんは、竿の太さ自体はボクよりも細かった。
けれど、亀頭のサイズが圧倒的に大きく、明らかに“異国の造形”を感じさせた。
その存在感に、相互さんとボクは自然と二人並んで跪き…口を揃えた。
ダブルフェラ――まるで最初から息が合っていたかのように。
一本の竿を挟んで唾液を交換しながら、恋人繋ぎをした手がどんどん熱を帯びていく。
イタリア人の彼の乳首を責めたり咥えたり、自然と役割を交代しながら役割をぐちゃぐちゃに入れ替え、互いに全てを溶かしていく。
「二人でひとつのカラクリ機構」になったかのような、初めてなのに寸分のズレもなく、彼を奈落へ引き摺り込んでいった。
耐える余地を与えないほどの挟撃が彼を責める。その時咥えていたのはたまたまボクだった。
イタリア人の精液は思った以上に多く、口いっぱいに注がれた。
「外国の精液も同じ味なんだ」と思いながら、尿道の奥から全部搾り取るように、何も残さないように。
その瞬間、相互さんが欲しそうに顔を寄せてきたから、ボクは思わずキスをした。
2人の唾液と精液を口移しで混ぜ合わせ、二人の喉を同時に嚥下する。
互いの吐息は熱を帯び、もはや誰がどこまで奪い合っているのか境界が消えた。
恍惚に揺らぐボクと相互さん、そしてボロボロに吸われ果てたイタリア人。
カオスのようでいて、確かに中心にあったのは「ボク達二人の共鳴」だった。
初めてのはずなのに、最初から決まっていたかのように。
相互さんは、ボクの半身であり、ボクは相互さんの半身なのだ。