見た目めっちゃ可愛い、いかにも地雷っぽいロリータファッションのガタイ良し兄ちゃんを3か月計画で攻めたら2か月で落ちた
通りすがり、すれ違いざまに「カワイイな」「めっちゃ好みだわ」と話しかけるだけ
1か月(10回足らず。毎日会うわけじゃないんで)で向こうから話しかけてきた
趣味女装は承認欲求の塊だから認められると堪らなく嬉しいんよな
「わたし、男なんだけど?」「関係ないよ。その服の下が毛むくじゃらのクマさんでも余裕で抱ける」「なにそれww」
コツは反応があっても一言返すだけで付き纏わないこと
傍らに滞在することは「釣れた」と解釈させることと同義。ルアーまで食わせるのはタモに入れるときだけ
「少し話しない?」「これから仕事。帰りなら何時間でも付き合うよ?」
普通は9割「じゃあバイバイ」だが、彼女は「じゃあ待ってる。ここ通ってよね」だった
お互いまだ名前も知らんのに珍しい
おおよその時間を指定してその場はサヨナラ(一見脈があるように思えるが、来ても8割居ない)
そして彼女はいた
トントン拍子で怖い。マジモンのメンヘラアラート点灯
とりあえず近くの公園へ。ベンチにハンカチ敷いてどうぞお姫様。最初はクッソワザとらしい位が丁度いい
「なんの話しよっか」「なんでもいいよ。俺の仕事の失敗談聞く? ラブホに連れ込むための口説き文句吐こうか?」「失敗談でww」
まあ何の話してても口説き文句に流れこむんやけどね
「そんなにしたいの?w」「だってカワイイもん。許してくれるならこの場で押し倒せる」
「男だって分かってる?(重低音)」「余裕。そっちのほうが楽なら声もそのままでいいよ」
そのまま地声の彼と色んな話をした
手に触れる、肩を抱く、太ももに手を置く、セックスアピールも忘れない
別れ際、ようやく名前交換した