nissenやCecileなど通信販売やネット販売のなかった時代、昔は衣料品を買うのはスーパーマーケットかデパートと決まっておりましたが、私の女装癖が促進されたきっかけは、田舎の某スーパーの衣料品売り場でした。
大学時代に食料品下を購入しようと立ち寄った際、「ついでに下着も…」と売り場を覗いたのですけど、ちょうど昼下がりで売り場担当のオバチャンが暇をもてあそんでたところ。
私はワゴンセールで「百円均一」になってた女性用ショーツを恨めしく思いながら、
「男性用の下着って、こういうセールやらないんですかね?」
つい、そのオバチャンに愚痴ってしまいました。
すると、そのオバチャンは
「学生さん?…男性用はあまり売れないからねぇ…なんならお兄ちゃんこれ穿いたらどう?」
胸を刺すストレートな回答。
「いや…だって女性用でしょ?…おかしくないですか?」
「どうせ下に穿くから見えないし、洗濯も部屋干しすれば大丈夫だよ!」
そんなこんなの会話が続き、私は表向きは「百円均一」に惹かれたと言い訳がましく、内心はドキドキし何とか興奮を抑え、オバチャンに
「じゃあ、とりあえず3枚買います!」
「どうもおおきに!…サイズはMで良さそうね…」
結局、無地とイチゴ柄と花柄の3種類を各1枚ずつ購入して帰りました。
自宅に帰ってジャージズボンとブリーフを脱ぎ捨て、早速イチゴ柄のショーツを穿いてみました。ピッタリフィット、綿の肌触りが非常に心地良いです。
しかし、ショーツを手に入れたことにより、私の女装癖は決まってしまいました。