ちょっと前に初めて女装サロンに行ってみました。
子どもの頃から従姉妹のお姉さんたちが持ってる化粧品に興味があったり、女性の姿をしてる人達のサイトに興味があったり、今思い返すと子どもの頃から女性に対しての憧れが強かったのかなって思います。
自分が行った女装サロンでは、初めにどんな服を着るか選ぶ所から始まります。
対応してくれた店員さんは、色んな服を提案してくれて、足のゴツさを気にしてた自分だけど、意外とミニスカートもタイツ次第で行けそうだって気が付けました。色々と見て最終的には肩と胸の出たホステスの方が着る感じのワンピースに決めました。
服を選んだらメイク開始。
男っぽさを消すためにベースメイクは結構濃いめになったけど、その分しっかりとメイクをしてるなって気分にもなれました。
ウィッグは茶髪で毛先が巻かれた女性らしいものを選んでくれて、それを被ってから微調整でメイクを加えて。
完成した姿は、もし外を歩いていても自分でも気づかないんじゃないかってくらい、色っぼい大人の女性って感じ。冗談でも「このままスナックの面接に行ってこようかな」って言えちゃうくらい、本当に綺麗にしてもらえてとても嬉しくなりました。
そこから店員さんにスマホを渡して撮影会。
撮ってもらってる内に自分も店員さんもテンションが上がってきて、ポーズも角度も色々と変えて、結局300枚以上撮ってたな笑笑。でも本当に楽しかった。
本当はメイクオフして服を返して終わりなんだけど、お店のオプションでそのままの格好で帰ってもいいそうで、店員さんが「すごく綺麗で落とすのが勿体ないから、ぜひこのまま帰って今日1日はこのままでいて」って言ってくれたのもあって、どうせ車で来てるのもあったから、家まで女性の格好で帰ることに。
駐車場までは店員さんも着いてきてくれたけど、初めての女装で外まで歩いちゃって、でも変な目で見られなかったから、「自分は女性の格好をしても外を歩けるんだ」って思ったらすごく嬉しくなりました。
車で家に向かってる途中も、信号のたびに自分の姿を見て、時々普段しない自撮りまでして。
家に着いたら着いたで、また何十枚も自撮りしちゃって。
最後はお風呂に入るためにメイクオフして服も脱いだけど、本当はもう一生この顔のまま生きて行けたらいいのにって思うくらい名残惜しかったです。
数日前のことだけど、今の今でも自分の中にある女性スイッチが全然止まってくれないんです。
女性としての道に完全に踏み込んでしまったのかもしれませんね。