ホテルに入るなりご主人様からご命令が一言。
「いちご、犬になりなさい」
普通ならキョトンとしてしまう意味不明な命令ですが、
何度も躾けられてきたから即座にお返事してしまいます。
「はい…かしこまりました」
ソファに腰掛けたご主人様に見られながら行う儀式です。
ブラウスのボタンに手をかけ、スカートを下ろします。
ブラジャーを外して、パンティを脱いで全裸に。
いつも見られてる裸ですが、脱ぐ所作を見られるのは恥ずかしいです、ちょっぴりだけオトコノコだもん。
床に正座して髪を結います。
写真は自毛です、ウィッグじゃない女性らしいロングヘア。
"犬"になるときはツインテールにするんです、耳らしく見えますから。
そして大きな赤いリボンを二つ飾ります。
小さな女の子か、ペットくらいしか身につけない、
成人女性が身につけるにはちょっとイタイくらい可愛いリボン。
シーズーみたいなイメージかしら。
全裸になって可愛らしい髪型をあしらったらご主人様の足元へお座り。
三つ指をついて深々と頭を下げました。
「いちごはバカなメス犬でございます、ご主人様のお躾で従順な犬に調教してくださいませ」
男の子のプライドなんてとっくの昔になくなりましたが、ヒトとしてももう無いみたいです。
「お利口なワンコになれたらご褒美をやるからなw」
首輪を着けていただきました。
ご自慢はリングにぶら下げられたネームタグ。
ピンクのハート形、クリスタルがあしらわれて高級感があります。
表には大きく"いちご"と刻印、裏面はご主人様の苗字と電話番号。
お取り寄せで作っていただいた本格派の迷子札です。
いちごは飼い主様に所有されるペットなんですから。
チリン…小さな金属音に胸がキュンキュンしちゃいます。
大好きな男性に飼われる喜びってあるんですね。