コロナもあって、しばらく女装をしていませんでした。この前久しぶりに女装するために、はじめてビデボに行きました。愛知県では発展場として有名なビデボです。
お店に入って、おススメと書いてある6時間コースを選びました。アダルトDVDも借りられるので、女装子物ばかり選んで部屋に入ります。お部屋は意外と広くて、着替えや化粧の道具を置くだけのスペースもあります。
久しぶりなのと手鏡しかなかったので化粧には時間がかかりました。黒のロングヘアのウィッグに黒のワンピース姿になって、爆サイという掲示板に準備ができたと書き込みをします。お店のルールはよく分からなかったのですが、本棚のそばで立っていると痴漢されるということで、廊下に出ました。その日は部屋が半分くらい空いていました。本棚で漫画を見ていると、初老の男性が近付いてきました。
「こんにちは」
挨拶されたので、ボクも会釈します。ボクもそうですが、男性もマスクをしています。その男性が隣に来て、
「なにしてるの?」
「漫画をちょっと」
「……痴漢してもいい?」
ボクは小さく頷きました。男の人の手がボクのスカートの中に入ってきます。
「あん……」
ソフトに腿やお尻を触ってきます。ボクが抵抗しないのを見て取ると、
「よかったら部屋に来ない?」
そのとき、ボクは部屋に貴重品を置いたままでした。そのお店は中からは鍵がかかるけど、外に出ると鍵が掛けられません。
「お財布とかがあるから」
と言うとボクは、自分の部屋に男性を案内しました。
「いいの? 入るの嫌がる女装さんもいるんだけど」
「荷物がたくさんあるから。おじさんは荷物大丈夫?」
「取って来るから少し待ってて」
そう言うと男性は部屋に戻ってセカンドバックを取ってきました。ボクは部屋にある大きめのソファに座ります。隣を空けたので、男性も座ります。男性は僕の手に指を絡ませると、二の腕を触って、
「こっちが利き手?」
とか、肩を触って揉んだりしてくれました。絡めた指をほどくと、手のひらを撫でるように触ってきます。本棚のときもそうでしたけど、触り方ソフトで優しいです。そのうち、ワンピースの胸元から手を入れてきたので、ボクはブラのホックを外しました。服を着たまま、ブラを脱ぎます。
「乳首感じるの?」
「うん」
ボクが答えると、男性は乳首を摘まんできます。それまでのソフトな感じと違って、ちょっとつねるような感じです。
「あん!」
ボクは思わず声を上げました。男性はなお乳首を責めます。
「胸と前とどっちが感じるの?」
「ど、どっちも」
そう言うと、男性はスカートの下から手を入れてきます。今度はソフトな触り方です。しばらく触られたあと、ボクはパンツを脱ぎました。これでノーパンノーブラです(ニーハイは履いています)。ボクが立ち上がった時、男性も立ち上がって、僕に抱き着くよう格好になりました。ボクの方が背が高いです。そのままお尻に手を回して触ります。
「柔らかいね。ちょっと廊下で痴漢されてみる?」
と言うので、言われるままに部屋を出ました。廊下の突き当りに人目の付き辛い場所があって、そこで男性がスカートをまくって、ボクのペニスを掴んで扱きはじめました。
「いや、やん」
「シー!」
男性は静かにするよう言うけど、手は止めてくれません。廊下は明るくて、そんな恥ずかしい格好で、でもボクは喘ぎ声を抑えられません。
すると、廊下の角から一人の女装さんがやってきました。男性が顔見知りなのか、
「一緒に責める?」
と誘います。女装さんはそのままボクの隣にやってきて、ボクの胸を揉みはじめました。
「あんあん!」
「シー!」
そんなこと言っても声は抑えられません。二人に同時に責められていることが恥ずかしくなって、ボクは捲し上げられていたスカートを下ろしました。
「恥ずかしいから、部屋に戻ろう」
「一緒に来る?」
男性はその女装さんを誘います。
「行ってもいいの?」
ボクは頷きました。
続きます。