僕には同じマンションの同じ階に住んでる、同じ歳の男友達が居ます。
このマンションに住み始めた小学生の頃から、家族ぐるみで付き合いのある幼馴染みです。
その友達には3つ上の兄ちゃんがいるんですけど、遊びや勉強を教えてもらったり、エロDVDを観せてもらったり、僕も本当の兄ちゃんみたいに思っていました。
そんな僕が高2、友達の兄ちゃんが美容専門学生だった一昨年の話です。
ちょうど、GWが明けた今くらいの時期でした。
僕と友達は、兄ちゃんが新しく買ったエロDVDを観せてもらってました。
なにやら凄いものらしく、僕と友達は期待に胸を膨らませていたのですが、そのDVDは女装子のDVDだったんです。
ある意味、凄いものですが、友達は嫌悪感を剥き出しにして、兄ちゃんを軽蔑していました。
その日は途中で観るのを辞めたのですが、僕は友達が言うほど気持ち悪いものだとも思いませんでしたし、むしろ続きが気になっていました。
それから少しした休みの日です。
この日、友達は部活の練習試合で朝から出掛けていました。
僕は友達の家を訪ねて兄ちゃんの部屋に居ました。
目的はただひとつです。
「この前のDVD観せて」
「やっぱり諒太は好きだと思った」
さすがに興奮はしないけど、女装子は可愛かったし、普通に観てる事が出来ました。
一方で、単純な疑問がいくつかわいていました。
「兄ちゃんってホモ?」
「ホモじゃない、可愛い女装子は好きだけど」
「こういう人とセックスした事あるの?」
「昴に言うなよ?」
「あるんだ…」
まさか兄ちゃんがホモだとは思わなかったので、それなりにショックでした。
でも不思議と、気持ち悪いとは思いませんでした。
何故かわからないけど、少しだけ嫉妬みたいな感情を抱いていたんです。
「アナルセックスしたって事?」
「そうだよ」
「男同士の何がいいの?気持ちいいの?」
「女より興奮する、そして女装子ね」
男のアナルに入れて何がいいんだろうと、僕はDVDを観続けていました。
女装子は、アナルにチンポを入れられて、どうして気持ちよさそうに喘いでるんだろうと疑問でした。
「化粧してみない?」
「は?嫌だよ」
「絶対に可愛くなるよ」
「ならなくていい、かっこよくなりたいし」
兄ちゃんはメイクの勉強もしてたみたいで、部屋にはテレビで見るような、プロが使ってそうな本格的なメイク道具がありました。
「オジサンとオバサン居るし」
「俺の部屋に入って来ないの知ってるだろ?」
「それでも嫌だ」
口では嫌だと言っていましたが、内心は少し興味がありました。
ただ恥ずかしくて断っていただけなんです。
だから、最終的には兄ちゃんに化粧してもらってました。
兄ちゃんに化粧されながら、顎をクイッと持ち上げられたり、頬に手を添えられたり、瞼を指で撫でられたりしてると、何故かドキドキしていました。
「ほら、可愛くなってきた」
「いちいちうるさい、可愛くないし」
一行程毎に、可愛いと持ち上げてくる兄ちゃんに、僕はよくわからない感情を抱きそうになっていました。
「見てみ、めっちゃ可愛くなった」
「気持ち悪いじゃん」
渡された鏡に映った僕の顔は、少しだけ女っぽくなっていたけど、自分では違和感しかありませんでした。
そして化粧の匂いや、化粧が肌にまとわり付く感じが僕の気分を最悪にしていました。
「顔洗いたい」
「ウィッグ被てスカート穿いたら完璧なんだけどな」
「絶対、嫌だから」
「ないから仕方ない」
この頃、僕は少しだけ髪が長かったんです。
と言っても、校則があったんで、耳の真ん中くらいまでが限界でしたけど。
それをショートカットの女っぽく見せると、僕の髪をセットし始めたんです。
「いい感じになった」
「顔近い」
兄ちゃんは僕の髪をセットした後、至近距離で僕を凝視していました。
でも、嫌な気持ちはしません出来ました。
「諒太ってまだ童貞だっけ?」
「そうだよ、いつも言ってんじゃん」
「キスくらいしたろ?」
「それもまだ」
「じゃ諒太のファーストキス奪っていい?」
「はぁ?男同士だしダメでしょ」
「それがダメって誰が決めたの?」
気付いたら、兄ちゃんの手は僕の後頭部に添えられていました。
顔と顔の距離も、さらに近くなっていました。
一般的に見てもカッコいいんだろう兄ちゃんが、男の僕にこんな事をしてくる理由はわからないけど、僕は悪い気はしませんでした。
キスしてみたいとすら思っていました。
ただ、恥ずかしいし、男同士はダメだという理性が僕の返事をつまらせていました。
どうしていいかわからなくなってると、僕の額に兄ちゃんの唇が触れました。
その瞬間、音が聞こえるくらいドキドキして顔が熱くなっていました。
「次はここにしていい?」
兄ちゃんは手を頬に添えながら僕の唇を指で撫でていました。
どう答えていいかも視線を何処に向けていいかもわからなくて、僕は混乱していました。
そして僕の唇に兄ちゃんの唇が軽く触れました。
僕は咄嗟に顔を離してしまいました。
男とキスしたのに、気持ち悪いと思うどころか凄くドキドキしてて、僕はその事に混乱していました。
「どうだった?」
「ビックリした」
「嫌じゃないんだ?」
兄ちゃんは体を近付けてきて、僕は抱き締められていました。
額と額がくっついた状態で、兄ちゃんは僕の目をジッーと見詰めていました。
「気持ち悪いと思う?」
「思わないけど」
今度は一回目よりハッキリとキスされました。
凄く複雑な気分でした。
「めっちゃドキドキしてるじゃん」
「そりゃドキドキするよ」
「可愛い」
可愛いと言われるのも、嬉しい事のような気がしていました。
兄ちゃんに抱き締められて、頭を撫でられて、何度もキスされて、口の中に舌が入ってきて、僕の舌に兄ちゃんの舌が絡み付いてきて、僕は気持ちよくなっていました。
それが心地よくて幸せな気分になっていました。
同時に、自分はホモなのかもしれないと、不安にもなっていました。
「ダメだって」
兄ちゃんは僕の服を脱がそうとしていました。
さすがにキス以上は、色んな事が終わってしまいそうな気がして、僕は抵抗しました。
「こんななってんのに?」
兄ちゃんはズボンの上から僕のチンポを触ってきました。
人に触られる恥ずかしさ以上に、男とこんな事をして勃起してる事が恥ずかしくて、悲しくて泣きそうでした。
「もう辞めよう、これ以上はダメな気がする」
「一緒に気持ちよくなる事の何がダメなの?」
「俺、ホモじゃないし」
「男同士って悪い事?」
「わからないけど普通じゃないじゃん」
「一般論は置いといて、諒太の気持ちはどうなの?」
「難しいことわからない」
「俺と一緒に気持ちよくなりたいかどうかってこと」
頭の中がぐちゃぐちゃになりそうでした。
生まれて初めて真剣に悩んだ気がします。
その間も兄ちゃんは、僕の耳や首を舐めたり服の中に手を入れてきたりしていました。
くすぐったくて笑いそうだけど、気持ち悪いとは思わないし、気持ちいいことならしてみたいと思っていました。
「でもアナルセックスとか怖い」
「ローションもないし、いきりなりそれはしないよ」
「じゃ何するの?」
「気持ちいいこと」
兄ちゃんは僕の服の中で僕の乳首を触ってきました。
ほんのり気持ちいいような、凄くくすぐったいような、不思議な感じがして、もうどうにかしてほしいような気がして、何も考えないことにしました。
兄ちゃんは僕を上半身裸にすると、自分も上半身裸になって抱き締めてきました。
肌と肌が触れ合うだけで、こんなに変な気分になるんだとビックリしました。
何度もキスされながら僕はボクパン1枚になってました。
「やっぱり辞めよう」
「どうして?」
「恥ずかしい」
「子供の頃は一緒に風呂入ってたじゃん」
兄ちゃんにパンツを脱がされそうになった時、急に恥ずかしくなって離れてました。
子供の頃は一緒に風呂に入っていたけど、羞恥心と言うものを身に付けてからは、友達にすら見せてないし、人にチンポを見られる事への抵抗が異常なくらい強かったんです。
「こっちおいで」
兄ちゃんはベットで横になって、下半身に布団をかけていました。
少し躊躇いながら、僕も布団の中に入っていました。
兄ちゃんは僕の頭を撫でながら僕の目を見つめていました。
そのまま僕のパンツをずらして、お尻を撫で始めました。
「今の諒太めっちゃ可愛い」
「恥ずかしんだけど」
「ちゃんと剥けてんだ」
「当たり前じゃん」
「すっごいヌルヌルになってる」
兄ちゃんは僕のチンポの形を確かめるように、根元から先っぽまで、ゆっくりゆっくりしごき始めました。
自分でするより凄く気持ちよくて、恥ずかしいのにもっとほしくなっていました。
「なんか熱い」
「興奮してるから」
僕のチンポと、兄ちゃんのチンポがピッタリくっついていました。
気持ちいいけど変な感じがして怖くなりました。
兄ちゃんはチンポ同士を擦り合わせながら、僕の乳首を触って、耳や首を舐めたりしていました。
兄ちゃんのチンポもどんどん硬くなっていくのがわかって、僕は気持ちいいし嬉しいし、どうかなりそうでした。
「諒太も触って」
「うん」
初めて人のチンポを触ってしまいました。
凄く熱くてビックリしたけど、凄く興奮していました。
僕の手は兄ちゃんの我慢汁でヌルヌルになっていました。
「諒太、気持ちいい?」
「うん」
「チンポ舐めてやろうか?」
舐められたら気持ちいいんだろうって事は想像できたし、舐められたと思ったけど恥ずかしいし、どうしようか悩んでると、兄ちゃんは布団を剥いで体を移動させ始めました。
「恥ずかしい」
「手、退いて」
僕がチンポを手で隠してると、兄ちゃんは太ももや、指の隙間から金たまを舐めてきました。
凄く気持ちよくて、僕は手の力を抜きました。
兄ちゃんの舌が裏筋を這い上がってきて先っぽを吸われると、ゾクゾクして凄く気持ちよくて、僕はすぐにイキそうになりました。
「兄ちゃん…ヤバい」
「イキそう?」
「うん」
「出していいよ」
「ティッシュとって」
兄ちゃんの口の中に出すのは抵抗があったのに、口を離してくれないし、フェラは激しくなるし、結局、僕は兄ちゃんの口の中に出してしまいました。
イク瞬間は気持ちよかったけど、何もかもが終わったような気分になりました。
自分はホモなんだと一気に落ち込んで暫くボーッとしていました。
だけど、兄ちゃんは普通にしてて、僕を抱き締めて頭を撫でてくれてたんです。
それが凄く落ち着いて、なんか別にいいかなみたいな気になって、変な感じでした。
「兄ちゃんは出さなくていいの?」
「俺は一人でするからいいよ」
「ふーん」
「諒太がしてくれんの?」
「してほしいならしてもいいよ」
「今日は疲れたろ?今度してもらうよ」
「じゃ帰るから化粧落として」
これが初めての兄ちゃんとの絡みでした。
この日から、兄ちゃんの事が好きになっていって、アナルセックス無しの絡みを4回しました。