7人といっても8Pした訳ではなく、入れ替わり立ち代わりでその日は7人の男性を相手にしました。最近また某ビデオボックスに女装しに行ったら、平日の夕方だからか女装子はほとんどいなくて、一人二人という感じでした。男性は仕事帰りという感じで、スーツ姿にビジネスバックという出で立ちの人がほとんどでした。
まず夕方にいつも通り暗い奥まった場所にぼくが立っていると、後ろからお尻を触る手が。さわさわと痴漢をしてくるのでそのままでいると、前の方にも手が伸びてきてペニスとお尻を同時に弄られます。刺激で思わず声が出てしまって、読んでいた漫画の内容も頭に入らなくなると、痴漢していた初老の男性に個室に誘われました。僕が頷くと、そのまま手を握って個室に連れていかれました。
部屋に入ると「かわいいね」と言って、ペニスを重点的に刺激します。男性に体を預けるようにして、されるがままにしていると、すぐにイキそうになりました。
「ちょ、もうイキそう」
「イッテいいよ」
「いや、だめ」
「どうして?」
「だって、まだ来たばかりだから」
お店に来て30分で射精して帰るなんていうのは、流石に勿体ないので、二度ほどイカされかけたけど、その男性にはそこで止めてもらいました。年をいっているからか、こっちが奉仕するのには興味がなさそうで、一方的に愛撫するだけだったので、そこで部屋を後にしました。
しばらく休むと、それまでいた女装子さんがみんないなくなって、ぼく一人になっていました。そこで顔をちょっと顔を出すと、大柄な50代くらいの男性に誘われました。個室に入るドアの前で、目配せをして「これからどう?」みたいな感じで、一つ頷いてその彼について行きました。
「かわいいね。スタイルいいね」
そう言いながら、男性はサイハイソックスの上から脚を触ってきます。男性の愛撫に身を任せて、お尻、ペニス、シャツのボタンを外して胸と触ってきました。
「どこが感じる?」
「うーん、全部」
「お尻も?」
「うん」
そういうとお尻を重点的に責めてきました。僕も膝立ちになって、スカートを捲ってみせると、指をアナルに入れてきます。
「あんあん」
ぼくが声を上げると、男性は指に唾をつけて更に入れてきました。唾だけでぬめりも足りないし、爪が長いせいか、ちょっと痛いような感じですが、そのままされるがままにしました。興奮してきたのか、男性が服を脱ぎだしました。いかにもおじさんという感じのTシャツとモモヒキみたいな下着で、こういうの穿いている人いるんだな~と思いました。
「こっちもいい?」
男性がペニスを出して扱いてきたので、僕も逆に思い切って聞いてみました。
「お尻でします?」
すると男性は全裸になって、バッグの中からローションとゴムを取り出しました。ローションあるなら前戯のときから使ってよ、と思いましたが何も言いませんでした。はじめ男性はバックで入れようとしてきたのですが、「バックは無理です」と言って騎乗位ですることにしました。
狭い個室で男性を横たえて、下着を脱いだスカート姿で挿入をします。最初先端は入るのですが、男性のペニスは反りがきつくて入れるのが苦しかったです。前戯もいまいちで解れてなかったのですが、大きさがそれ程でなかったので、時間をかけて腰を下ろしたら全部入りました。
「どうですか?」
「気持ちいいよ」
そのまま腰を動かしました。あまり大きくないので、挿入したまま動いている感覚があまりなくて、適当に上下したり前後にグラインドさせましたが、正直ぼくはあまり感じませんでした。
「気持ちいいですか?」
手ごたえがあまりないので、思わず聞いてみました。
「気持ちいいよ」
男性はそういうのですが、僕のお尻の中でペニスがふにゃっとしてくるのが分かります。本当に気持ちいいのかな、と思ってまた聞いてみました。
「本当に? 萎えてきてるけど」
「うん、イっちゃった」
「え?」と思ってお尻から抜いてみると、ゴムの中に精液が溜まっていました。どうやら射精してからも暫くぼくは腰を動かしていたみたいです。
お互いティッシュでアナルとペニスを拭いていると、「久しぶりにイッたよ」と男性は言いました。
「本当に?」
「うん、ユル過ぎないし、キツ過ぎないし」
「Hはまだ数回しかしてないし。アナル閉める技術なんてないもん」
それから暫く個室で談笑しました。
「本当にスタイルいいね」
「スタイルだけはね」
「顔もかわいいよ。みんなに声かけられるでしょ」
「ううん。そんなことないよ」
ビデボに来ている男性は引っ込み思案なのか、こっちが誘う素振りをみせないと声もかけてきません。
「ぼく、男性の好みとか無いから。基本誰でもいいんだけど」
「そうなの?」
「M気質で女装してる感じだから、おじさんとかでも全然いいんだよね」
そう言うと身繕いをして、部屋を後にすることにしました。部屋を去り際に、
「あ、ぼくのアナルで射精したのおじさんが初めてだから」
そんなことを言って、いかにも冴えない感じの男性に手を振って部屋を出ました。今思うと、変なところでちょとサービスしちゃったかなと思いました。
続きます。