自分で女装をするようになって、最近はホテルで女装子さん達とのレズパーティーなんかに参加していました。でもそういうイベントはしょっちゅうある訳ではなく、久しぶりに女装してHしたいと思って先週初めてエ○リザベスに行ってみました。
化粧品と衣装、今回は大人っぽいワンピースとJK風の衣装二つを持って行きました。お金を払ってお店の奥で女装して、お店のルールなんかの説明を受けました。お店はビデボみたいなところで、女装さんは部屋を借りた男性と同伴して個室に入れるというシステムでした。
つまりHするには男性に声をかけられて、個室に誘われないといけないのです。男性は数人店内にいたので、すぐに誘って貰えるかなと思って、待合のスペースで椅子に座っていました。男性も数人いましたが、それと同じ位女装子さんがいて、待合スペースでそんなお仲間から話しかけられたりしました。
僕が初心者だということが分かると、先輩の女装子さんがお店のことを詳しく教えてくれます。その人は今から友達と駅前に買い物に行くらしく、僕も誘われたのですがとてもそんな勇気はなくて断りました。昼間の街中で、公共の場所で女装姿を晒すなんて考えただけでもゾッとします。
入れ替わるように別の女装子さんが入ってきて、また話し掛けられました。
「はじめまして。ここにはよく来るの?」
「初めてです」
「他にはどこに行ってるの?」
「ホテルとか室内とかで、こういう所は初めてです」
その人は女装歴は長いけど、お店に来るようになったのは割と最近らしいです。
「どうして女装始めたの?」
「元々Mで、責められたい願望があって、それで女装するようになりました」
「へー、どこが感じるの?」
「お尻とか乳首とか・・・全部です」
「よければ相手してあげようか?」
とかそんな話をするんですが、中々待合スペースに男性は現れません。ちらちらと覗いてくる男性がいるんですが、一向にやってこなくて、女装子のお話スペースになっています。
「こっち来て」
すると女装子さんが僕を手招きし待合スペースから外に出ました。そしてビデボの個室が集まるエリアに連れていきます。その一角の入り口の近くに、Hな漫画や雑誌が置いてある場所がありました。
「ここに立ってると、興味のある男の人が触ってくるから。それでOKなら個室についていけばいいよ」
完全な暗がりで、狭くて確かに痴漢するにはちょうど良さそうです。でもこんな所にいるといかにも誘ってますという感じです。
「まあ、痴漢だけして満足って人もいるから」
そんな話を聞いて、僕は一度そこから離れてもう一度待合スペースに戻りました。その時には色んな掲示板に出没情報を書いたので、誰か来てくれるかなと期待していたからです。
でもそれからしばらくしても男性は現れません。レンタルコーナーからこちらをちらちら見る人はいるんですけど、ナンネットのプロフだけ載せて、外見の情報を載せなかったので誰だか分からないというのもあったかもしれません。自分の外見に自信がなくなってきた頃、痺れを切らして、さっきの痴漢ポイントに行きました。
好きな作家さんの男の娘系のH漫画を立ち読みして、さも何も知らないふりをします。少ししたら後ろから足音がして、それに気付かないふりをしていると、背中に男性の肩が触れました。漫画を物色している体で男性が体を密着させてきます。僕も少し男性の方に体重を預けました。
するとまずお尻を触られ、流石にそこで僕はビクンと反応します。でも拒まないので手は更にスカートの中に入ってきてお尻を撫でまわします。もう漫画を読んでいるなんて出来ずにされるがままになりました。
男性の手はお尻を触るのに飽きたらず、下着を食い込ませてTバック状態にしたり、下着の上からアナルを責めたり、漫画みたいな痴漢の仕方です。更に手は前に回って、ペニスを刺激して、パッド色のブラの上から胸を触ったり、僕は執拗な責めに中腰になって、だんだん喘ぎ声が漏れます。
「んん、んーー」
でも場所がビデボということで、声を出しちゃ不味いと思って、咄嗟に手で口を押えました。そういう店だということは分かっているけど、色んな人が通りかかるかもしれない場所で声をあげるのはやっぱり気がかりでした。ただ男性から快感を必死に抑えるという痴漢好みの獲物に見えたかもしれません。暗がりの中スカートも捲られました。
「可愛いのはいてるね」
僕は男性に体を預けて、そこで初めて向かい合うような恰好になりました。僕より大分背が低くて、失礼ですけどメガネをかけたオタクっぽい中年男性でした。
「部屋に来る?」
男性がきいてきたので、僕は頷きました。そして男性に手をひかれるようにして、個室に連れていかれました。
狭い店内には女装子もののDVDが沢山置いてあって、流石普通のビデボとは品ぞろえが違います。