すでに6時をまわっているので、まず聞いていた自宅に電話しました。
数度目のコールでつながり若い女の子の声で、『はい、□□です。』
私は慌てて、『すいません、間違いました。』と、すぐに電話をきりました。
おそらく娘さんだったのでしょう。
娘さんに、『お父さんいますか?』とは聞き難いし、賭けのつもりで会社の方に電話する事にしました。
もし不在なら諦めるつもりで、電話しました。
すぐにつながり、『□□物産です。』、『すいません〇〇県の〇〇と申します。社長さんはいらっしゃいますか?』
『しばらくお待ち下さい。』
□□さんが電話にでるまでの時間が、ものすごく長く感じました。
心臓がドキドキして電話を切ってしまおうか思った時に、『お待たせしました。□□です。』、『突然すみません、前にお手紙いただいた〇〇です。』
その後大学に合格し、引越しの準備でこちらに来ている事を告げました。
できればお会いしたい事も。
□□さんは、まだ仕事があるので、1時間ぐらい食事なら大丈夫と言う事で、ホテルに7時半に向かえに来てくれる事になりました。
時間があるので、再度シャワーを浴びて下着も新しい物に着替えました。
一応食事だけとの話でしたが、何が起こるか分かりません。
メイクも念入りにやり直して、前開きのワンピースに少し冷えるのでカーディガンを羽織りました。
5分前にホテルの玄関で、□□さんを待ちます。
時間通りに白いクラウンがやってきて、長身の男性が降りて来て私に近づいてきました。
玄関前には私しかいません。
男性は、『失礼ですけど、〇〇さんですか?』
私は無言で頷きます。
『イャ~、驚いたな。何処から見ても女の子だよ。』
私は、嬉しいやら恥ずかしいでまともに□□さんの顔が見れません。
誘われるままに車に乗り、食事の場所へ向かいました。
15分程でお店につきました。
割烹の個室で、あらかじめ頼んで頂いたのでしょう、すぐにお料理が運ばれてきました。
□□さんはビールを頼み、私も一杯だけいただきました。
大学合格のお祝いと、互いの家族の事、私の女装についてなど話ながら食事しました。
そろそろ時間が無くなると言うのに、全く調教の話はでません。
駄目だったのかな?奴隷不合格かな?と考えてた時に、『〇〇さん、僕みたいなおじさんでも良いのかな?』と聞いてきました。
私はすぐに、『私こそ、よろしければお願いします。』と答えました。
『なんか就職の面接みたいだね。』と、□□さんが笑いながら言うと、私もつられて笑ってしまいました。
学校に慣れてからと言う事で、GW前後に私から連絡して会う事を約束して、その日はホテルまで送ってもらい別れました。
翌日予定通り学校を見学して帰宅しました。
一週間後、私の新たな生活が始まりました。