そんなものがあるという噂を聞き、私とOL仲間の智子は-----もちろん二人ともストレートで彼氏持ちでしたが-----非常に興味を持ち、面白そうたわ、ねえ一度見てみましょうよと言うことになりました。と言ってもその前に、美女限定というハードルがあります。私たちはおそるおそる主催者の佐和子さんという女性のSNSに、顔写真と自分たちはストレート女性なので見学のみ希望というダイレクトメールを送ってみると、すぐさま「ぜひ参加して欲しい」との返事。しかもその宴は美女同士のお見合いパーティーも兼ねてると知り、私たちはどんなだろうね、とワクワクしながら、ここだけの話、私はちょっぴりエッチな気分で当日を待ったのでした。
「うれしい、やっぱり来てくれたのね!」
会場となる豪邸で私たちを出迎えてくれた佐和子さんは、息をのむほど美しいアラフォー女性でした。順番にハグされたとき、ノンケの私ですらおっぱいとおっぱいが服越しに擦れあってドキマギするほどで、智子も「ねえ香奈子、あの人ってなんて素敵な人なの!」と目をうっとりさせていました。
佐和子さんは実業家の男性と結婚しており、この立派なお屋敷も彼のものなのだとか。佐和子さんによると、旦那さんは女性の同性愛に非常に理解のある男性で、美しい佐和子さんがレズビアンであることを知ったうえで熱烈にプロポーズしたばかりか、結婚した後も佐和子さんのレズビアン活動を全面的にサポートしてくれているのだそうです。
「こっちよ、いらっしゃい」途中の庭にはプールがあり、そのときは初夏でしたので、私たちと同年代の女性たちがビキニで泳いだりプールサイドに大胆な水着姿の肢体をエロティックによこたわらせているものですから、同性の私たちですら目のやり場に困るほどでした。
智子が女性の水着姿をチラ見して顔を赤くさせながら聞きました。
「佐和子さん、もしかしてあの女性たちもレズビアンなんですか?」
「うふふ、どうかしらね。それは後のお楽しみよ」