家の近所で小学生の男の子に声をかける怪しいオジサンが出るって噂があった。
興味はあったが自分の身に関わる事だとは全く想像もしなかった。
雨が降ったり止んだりのグズった夏休みの日、雨が上がったタイミングで近所の児童公園に出かけた。
誰もいない公園のタコを模ったコンクリート製の遊具の中は濡れていなかったので砂の溜まった穴の中に座り携帯をイジっていた。
人の気配を感じて左を見ると優しそうな顔をした中年のオジサンが私を見ている。
雨の中で一人で遊んでいるのかと聞くので頷くとしゃがんで穴の中に入り私の横に並んで腰掛けた。
この人がもしかしたら、そんな予感があったが漠然と思っただけで危機感はなかったように思う。
何年生か、兄弟はいるか、など聞かれたので答えていると私の左膝に手を置き、撫でられた事から漠然が確信に変わった。
この人が噂の人なんだ、と。
噂ではペニスを見せて触らせたり、ズボンを下ろされて子供のペニスも触ると聞いていたので確かめたかった。
「オジサンて、エッチなことするオジサン?」子供だった私の問いかけはストレートだったが優しそうに笑うと右手で膝を掴んでくるのだ。
外はまた雨が降り出していた。
今度は結構強い降りでタコの遊具に雨の叩きつける音がし始めるとタコの足から穴の中に伸びた滑り台から雨が流れ落ちて来た。
座っていると尻が濡れるのでしゃがんだ私にオジサンが自分のシャツを脱ぐと私に被せて言ったんだ。
「ここは濡れるから、後ろのトイレに行こう」
トイレの中でどんな事が行われたかは想像の通りだ。
ただ、私はそのとき、生まれて初めての射精をした。初めての精通はオジサンのクチの中だった。
その強烈な感覚に呆然としている私にオジサンも私に硬く太いペニスを握らせると私の手首を真花掴んで前後に動かすのだ。
間もなく私のハーパンに白い物がペニスの先端から断続的に迸らせるとズボンとパンツを上げて濡れたシャツを着ると個室のドアをあけ、雨の中を飛び出して走り去ったのだ。
いま、私はあの時のオジサンと同じ事を男の子にしている。
相手は常に小学の4〜5年生だが、残念だがまだ初精通には出会えていない。