初投稿です。拙い文章ですが書かせて頂きます。現在進行形ではなく、もう数年前の出来事です。
私は中学時代、バレー部でした。強豪校ではなかったですが顧問の山田先生(仮名)はかなり厳しく、練習はとても苦しかったです。私自身、前任の顧問が緩かったのもあり練習に対して真面目に参加してなかったこともあり、部活動中に1人呼び出されては説教されてました。そのまま静かに受け流していればよかったのですが、反抗心からか口答えをしておりました。そんなことから私と山田先生の仲は卒業まで最悪のままでした。
「こんな可愛くない生意気な生徒はお前が初めてだ。」とまで吐き捨てられました。
歳は40前半。髪型はよくジェルか何かで固められアップバングにしてました。背はさほど高くなく170前半ほどでした。中太りで腹は出てました。
私も中学を卒業し高校、そして大学生へと月日が経ち、まさか居酒屋で偶然再会することになるとは夢にも思いませんでした。地元を離れ大学に入り、一人暮らしの私は居酒屋でバイトをしてました。その居酒屋に偶然山田先生が客として来たのです。
なんでも教職はやめて実家に帰ってきたと。父親の体調が悪い為だとやんわり答えてくれました。
すっかり白髪混じりのアップバング姿、ただあの頃の中太りはなく、寧ろ鍛えているのか半袖からは筋肉のついた太い腕が覗いてました。私が21だったので、相手は40後半。50近くに差し掛かっていた頃でした。
山田先生自身もまさか数年ぶりに私と会えるとは思っていなかったらしく、バイト終わり一緒に呑み付き合えとしつこく誘って来ました。絶対に嫌でしたがあそこまで強く頭を下げて頼み込まれ続けると、こちらが根負けしてしまいました。それが間違いの始まりだったと思います。