今回の体験は、私が初めて経験した、ある場所でのことです。ここでされた事は、妻を愛する旦那様ではなく、サディストの御主人様の仕業なのです。そしてこの時のことも書けとのご命令。私にとっては恥ずかしい出来事だったので、番外編として旦那様ではなく、[彼]という名ですすめます。
「今日は面白い所に連れて行ってやるよ。」また新しいSMルームのあるラブホだろうと思っていたのですが、連れて行かれた所は[会員制サウナ]。これって、ひょっとすると、ゲイの人達が集まる発展場という所なの?
「入ってみれば分かるよ。」と、有無を言わせず、個室を取っていました。
風呂場の雰囲気は、普通の銭湯の男湯と変わらないのですが、驚いたのはトイレに洗浄器が備わっていたことです。なるほど、これが発展場かと感心しました。
そして奥の方にあるドアまで連れて行かれ、中に入るよう背中を押されました。中は真っ暗で、目が慣れてくると、小さな赤いランプの元、何人かの人影が判りました。そして微かに喘ぐような声も聞こえます。
その時、誰かに手を引っ張られました。彼の方を見ると、少し離れた所からこちらを見ています。さらに強く手を引っ張られ、誰かの膝の上に座らさせられました。誰なのか全く分かりませんが、お互い目が合った時、顔を寄せられ唇が重なってきたのです。
彼以外の男性とのキスは初めてで、離れようとした時、身体を強く抱きしめられ、舌まで入ってくるのです。彼の方に振り向くことも出来ないし、私が何をされているか分かるはずなのに、助けようともしません。
そして背中に廻されていた手が、お尻にまで下りて来て、アナルに達した時、「準備万端だね」と言われました。実はこの部屋に入る前に、彼からローションを塗られていました。彼はこの中で起こることが分かっていて、私のアナルに受け入れ準備をさせていたのです。
見知らぬ人にキスされ、今度は指を入れられ、「あんっ!」思わず女の声が出てしまったのです。今まで散々彼にされて来たことなので、私の反射神経は女に同化してしまっていたのでしょうか。
さらに指の本数が増え、掻き回されるような動きになり、「あぁ~ん、だめぇ~、、、」もう声を抑えることが出来ません。そして腰を引き寄せられ身体が密着し、その人のペニスがアナルの入口に押し当てられ、ぐぐっと突き上げられたその時、私の身体が後ろから持ち上げられ、その人から引き離されました。彼は無言のまま、私の身体を覆うようにして、その部屋から引き出しました。
二人で密着するように湯船に浸かり、「あそこまで行くとは思ってなかったから、びっくりさせてしまったな。」抱きしめられながら、優しい声をかけられると、安心して彼の腕に縋り付きました。でもこれで終わった訳ではなく、これからが彼の本当の狙いでした。
風呂から出た後、私は社会見学のつもりで、彼に付いていったのですが、先ほどのようなことが無いよう、彼の腕に手を廻しながら、大部屋、小部屋から、二段ベッドが並んだ部屋などを見て回りました。廊下以外はうす暗い部屋ばかりでしたが、目が慣れると中の様子が分かります。想像はしていましたが、実際に目の前の出来事を見て驚いたのは、抱き合いながらのキス、フェラ、そしてセックスまで、他人が周囲に居るのに、平気で行われていることでした。
ある部屋の中をジッと見ていた彼は、私の手を引いて中に入って行きました。カーテンで仕切られた一角で、抱き合いながらキスをしていると、カーテンの隙間から私たちを見る人影がありました。すると彼は、私をその人影の側まで寄せていきました。でもその姿勢は、彼から相手が見えるけど、私は背中を見せているだけ。「あっ!」見知らぬ人の手が、私の背中に触れてきました。そしてアナルにまで手が落ちていきます。
私は逃げようと彼に縋り付きますが、彼にガッシリ捕まれて逃げられません。
そして先ほどと同じように、赤の他人の指が、私のアナルに侵入してくるのです。私の口は彼の唇で塞がれているので、声も出せません。指はさらに深く侵入し、中をゆっくり掻き回すように動くのです。私は彼に抱き付きながら、襲ってくる快感を受け止めていました。
「やりたいか?」そんな彼の声が聞こえ、私を四つん這いの姿勢に変えると、顔の前に彼のペニスが突き出されました。私はいつものように口に含み、愛する旦那様へのご奉仕に没頭していました。
その時です。ヌルっとした感触を感じると、アナルが押し広げられていくのです。
”いやぁっ!!”頭を押さえられ、口の中を占領されているので声も出せませんが、あきらかに誰かに犯されようとしているのです。彼にはそれが見えているはずなのに、先ほどのように助け出そうとしません。
そしてお尻と腰が密着するまで、深く入って来たのです。お尻と口から、二本のペニスで串刺しにされた壮絶感です。
逃げられないよう腰を強く引かれ、パンッ、パンッという肉同士がぶつかり合う音が響きます。私は犯されるのを耐えるだけの、か弱い女の存在だったのです。
そして一層深く入れられると、急に動きが止まります。射精されているんだと思いました。次に彼が爆発し、大量の精液が口に流れてきて、私は全てを飲み込んでいました。
個室に戻って真相を聞くと、相手にコンドームを渡しておいたとのことで、生で入れさせるつもりはなかったようです。でも私を、見も知らぬ他人に抱かせるなんてと思い、彼に文句を言いました。
「お前のことを大切に思っているから、いろんな経験もさせてやりたい。」
「いろんな経験って、もっと他人に抱かせるつもりなの?」
「色々知って、その人の良さも分かってくる。でも抱かせる相手は、俺の目に叶った者だけだ。そして中出しはさせない。お前の身体が受け取っていいのは、俺の身体から出るものだけだ。」
私の事を愛してくれているのは感じるけど、他の男とセックスさせるなんてと、彼を睨むように見つめました。
「お前が、アイツのチンポを入れられているのを見て、すごく嫉妬したんだ。でもお前は、どうだったんだ?」
「とっても良かったわ、、、、、なーんて、ウソよ。私は貴方に所有される女、雌奴隷、アナル妻。いつまでも貴方の物よ。」
その夜は、明け方近くまで激しく燃え、愛する旦那様のおチンポは、ずっと私の身体を占領していました。
自分の好きな女を、他人の性欲処理用として差し出しておきながら嫉妬するなんて、男って不思議な生き物だと思ったけど、またこんな所に連れて来られたら、どうなってしまうのかしら?
でも旦那様の命令なら、仕方がないわよね (^-^!)